イングランドのサッカー、ヴァナラマ・ナショナル・リーグ(5部)のフォレストグリーン・ローヴァーズFC(以下、「FGR」)が計画を進めているオール木製スタジアムについて、ストラウド地区議会はそのレイアウト、開発規模、外観を承認した。
5,000人収容の同スタジアムは、エコ・パーク開発計画の一部として、1,700台の駐車スペース、介護施設、ホテル、オフィススペースとともに、グロスターシャー州のM5高速道路のJCT13付近に建設される予定だ。
FGRは世界で最も環境に優しいサッカークラブであると謳っており、この木製スタジアムの建設計画は数年前から進められてきた。
2019年12月、プロジェクトの計画概要がストラウド区議会により許可されると、その後の2022年1月、グリーンエネルギー企業であるエコトリシティ(Ecotricity)社が、スタジアム計画の改訂版を明らかにした。
2023年2月には、FGRのデイル・ヴィンス会長が、地質調査のためのボーリング孔掘削工事をもってスタジアム建設工事着工を発表した。当時、クラブはEFLリーグ1(3部)に所属していたが、2年連続の降格により、現在の5部リーグの所属となった。
ヴィンス会長は、ストラウド・タイムズ紙に対し、以下のように述べた。
「この画期的なスタジアムは、FGRの新しい拠点となります。5,000人収容のこのスタジアムは、美しく、ナチュラルで、耐久性があり、ほぼ全面に持続可能な木材を使用した初めてのスタジアムとなります。
我々は、世界で最も環境に優しいスポーツ複合施設であり、地域コミュニティのための素晴らしい施設でもあるスタジアムを建てるべく、また一歩前進したのです」
区議会は今回、スタジアム改修中のFGRの拠点となっているザ・ニュー・ローンを解体し、95戸の住宅を建設する計画についても承認した。
ザ・ニュー・ローンは、長年にわたり環境に優しいネーミングライツ・スポンサーを数多く獲得してきた。現在はモバイルアプリのボルト(Bolt)社がスポンサーを務めている。
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元記事 - Forest Green's wooden stadium 'a step closer' after council approval
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