
イングランドのサッカー、プレミアリーグ(1部)のAFCボーンマスは、議会に提出済みであった本拠地『バイタリティ・スタジアム』拡張計画の本申請について正式承認を受け、建築開発許可を取得した。
2026年5月22日、ボーンマス・クライストチャーチ・プール議会の建築開発委員会は、現在プレミアリーグ最小規模となる1万1,286席のバイタリティ・スタジアムを2万席以上に改修する拡張計画を、全会一致で承認した。
同計画の承認に伴ってクラブと自治体が合意した付帯条件では、スタジアム周辺の住宅街における駐車問題への対応、持続可能な交通手段の整備と利用促進、同スタジアムが含まれるキングス・パークの環境改善などが盛り込まれており、このような地域社会への寄与を目的とした拠出は100万ポンド(約2億1,000万円)に上る。
ボーンマス・クライストチャーチ・プール議会のミリー・アール議長は次のように述べた。
「スタジアムの拡張により、地域雇用の創出や国内での知名度向上、来場者の増加、チケット入手機会の拡大、そして、街での消費拡大が期待できます。さらに、宿泊施設の稼働率、飲食店・ホテル等での消費額も、すべて増加することが予想できるでしょう。
ただ、一部の地域住民から、このプロジェクトがもたらす可能性のある負の影響について、懸念の声が上がっていることも認識しています。
我々議会は、AFCボーンマスと積極的かつ建設的に協議を重ね、そうした声を反映させるとともに、スタジアム周辺地域の環境改善策を計画に組み込むよう求めてきました。バス停や横断歩道の改修、新たなパブリックアートの設置、キングス・パーク内にある児童遊園への設備投資、ベンチの増設、案内表示の改善などがそれに当たります。

これらの働きかけにより、本計画は、試合日にクラブを支えるのみならず、日常的に地域全体に恩恵をもたらす計画へと発展することができました」
座席の増設や駐車対策に加え、一連の計画の中にはスタジアム周辺地域の公共空間やインフラの大規模な整備も含まれており、歩行者・自転車動線の改善、景観整備、利便性向上の取り組みなどが実施される予定だ。
クラブは、今後も地域住民との対話を継続する方針を示しており、今回の計画が地域経済の活性化に寄与するとの考えを示している。
AFCボーンマスの会長兼オーナーであるビル・フォーリー氏は次のように述べた。
「このプロジェクトは単なるスタジアム改修計画ではありません。サポーターとのつながりをより深め、地域社会へ貢献し、さらにクラブが、ピッチの上でもクラブ経営でも最高レベルの競争力を維持しながら成長し続けるための取り組みなのです」
今回の改修で、スタジアムの収容人数は現在の約1万1,300人から約2万200人へと拡大する見込みだ。
計画では南スタンドを解体・建て替えるほか、北スタンドおよび東スタンドを拡張する予定で、さらにスタジアムの四隅を埋めることにより、9,000席以上の新たな観客席とホスピタリティエリアを導入する。
着工は2026-27シーズン開幕前の2026年夏を予定している。
※金額はすべて2026年6月上旬で換算
Copyright: Xperiology/TheStadiumBusiness.com - reproduced with permission.
元記事 - AFC Bournemouth stadium plans approved

THE STADIUM HUBの更新お知らせはこちらをフォロー
Twitter:@THESTADIUMHUB
Facebook:THE STADIUM HUB
