米ボストン・レガシー、本拠地スタジアム改修費用として153億円規模の融資を獲得
米ボストン・レガシー、本拠地スタジアム改修費用として153億円規模の融資を獲得

米ボストン・レガシー、本拠地スタジアム改修費用として153億円規模の融資を獲得

  • twitter
  • facebook
  • bookmark
  • push
  • line
  • twitter
  • facebooks
  • bookup
  • push7
ボストン・レガシーFCのスタジアム改修計画のイメージ
ボストン・レガシーFCのスタジアム改修計画のイメージ (画像:Boston Legacy FC)

2026年のナショナル・ウィメンズ・サッカーリーグ(NWSL=1部)参入が決定している米国のボストン・レガシーFC(以下、「レガシー」)は、本拠地のホワイト・スタジアム改修計画について、バンク・オブ・アメリカによる1億米ドル(約151億円)の融資を受けたことを発表した。

同クラブは、この融資をボストン市内の学校、学生アスリート、そして一般の人々のための施設改善に使うと述べており、今回の改修で西スタンドとそれに隣接するエリアが修復される。

2026年3月、NWSLでの初シーズンをジレット・スタジアムでプレーするレガシーだが、2027年からはホワイト・スタジアムの本拠地利用を予定している。

現在、ホワイト・スタジアムは、既に取り壊した東スタンドを事実上作り直す作業を行っているが、今回の改修計画にかかる費用のおよそ半分はボストン市が負担することになっている。

同市は、市の負担分について最終予算を公表していないが、その額は1億米ドル(約151億円)を超えると予想されている。

ボストン市のミシェル・ウー市長は、このたびの融資を「画期的な融資契約」と表現しており、これにより学生や一般市民は、同スタジアムをほとんど通年で利用できるようになると述べている。

建設工事は、2025年11月に次のフェーズに移行する予定だが、工費は基礎工事段階で既に約500万米ドル(約8億円)が費やされている。

ボストン・レガシーのジェニファー・エプスタイン統括マネージャーは、声明で以下のように述べた。

「このたびの融資契約の一環として、今後数十年にわたるホワイト・スタジアムの運営費と維持費は、我々が全額負担します。ボストンの公立学校のスポーツ活動を支援しつつ、この施設がフランクリン・パークの有意義な公共資源であり続けるよう努めてまいります。

バンク・オブ・アメリカからの融資とともにホワイト・スタジアムの再建を実現していけることを、我々は誇りに思います」

改修計画には、新しい天然芝フィールドや、8レーンの陸上用トラック、新たな電気系インフラ、そして公衆トイレの建設も含まれる。

また現在クラブは、2,700万米ドル(約41億円)の練習場の建設計画も進めている。

※金額はすべて2025年10月上旬で換算

Copyright: Xperiology/TheStadiumBusiness.com - reproduced with permission.
元記事 - Boston Legacy secures $100m financing for stadium renovation

SBN-LOGO-rgb.png

THE STADIUM HUBの更新お知らせはこちらをフォロー
Twitter:@THESTADIUMHUB
Facebook:THE STADIUM HUB

  • line
  • twitter
  • facebooks
  • bookup
  • push7