イングランドのサッカー、プレミアリーグ(1部)のウェストハム・ユナイテッドFCがホームスタジアムとして使用しているロンドン・スタジアムのゴール裏スタンド改修事業者として、アリーナ・イベンツ・グループ(Arena Events Group)が選定された。
ロンドン・スタジアムは、2012年ロンドン五輪のメインスタジアムとして建設された多目的スタジアムだが、スタンドとピッチの距離が離れており、マッチデー体験を損ねるとしてサッカー観戦には適していないとして、一部のファンから不満の声が上がっていた。
そのため、ウェストハムは2019年2月に、スタジアム内の雰囲気を向上するため、同スタジアムのゴール裏スタンドに相当するサー・トレバー・ブルッキング・スタンドとボビー・ムーア・スタンドの低層階を改修する計画を発表していた。
ウェストハムのオフィシャルサポーターズ役員会との意見交換、そしてスタジアムを所有するE20社との協議を経て、正式にアリーナ・イベンツ・グループが改修事業者として選定された。
アリーナによる改修後、両ゴール裏のサイドスタンドの最下層は最大で今よりも4m以上ほど近くなり、また、建て替え後の両スタンドの最前列部分はピッチのゴールラインに並行するよう、直線に近い形状になるという。
ウェストハムとE20は、改修計画の内容についてサポーターや関係団体と意見交換や協議を重ねていく意向で、特にクラブは最終デザインにサポーターたちの意見が考えが反映することを重視している。
E20は最終デザイン決定後、2020年夏の改修を目指してウェストハムと協議を続けていく。
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元記事 - ARENA TO DEVELOP NEW LONDON STADIUM SEATING
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