
ギリシャ・スーパーリーグ(1部)の名門クラブ、オリンピアコスFCのエヴァンゲロス・マリナキス会長は、ピレウス市内にある本拠地『ゲオルギオス・カライスカキス・スタジアム』の大規模な拡張計画を発表した。
マリナキス会長は、スタジアムの収容人数を現在の3万3,000人から5万3,000人超へ拡大し、スタジアム全体を最新仕様へ刷新する大規模計画を発表した上で、この計画を『ギリシャサッカー史上最大のプロジェクト』と評した。
オリンピアコスFCは2025年9月以来、スタジアムの高さに関する規制改正について行政と協議を進めている。また、これと並行して、クラブはスタジアムの所有者であるギリシャ・オリンピック委員会に使用契約の延長も求めており、その見返りとして、補償金を追加で支払う意向を示している。
スタジアム拡張計画の準備は順調に進む一方で、規制改正についての協議が難航している状況を受け、マリナキス会長は次のように述べた。
「クラブはすでに、設計や準備工事に数百万ユーロを投じており、着工に向けた準備は万全に整っています。もしスタジアムの高さに関する規制改正が認められていれば、私たちは今頃、建築許可を取得し、2026年5月に着工、2028年8月には拡張後のスタジアムへ移転できていたでしょう。つまり、改正が認められなかったことで、私たちは無駄な一年を過ごしてしまったのです」


この計画の総事業費は2億5,000万ユーロ(約463億円)を超える見込みで、資金はオリンピアコスFCとマリナキス会長が全額負担する。完成後のスタジアムはクラブの『夢の劇場』として、通年で利用できる施設になるという。
人々の心を揺さぶる最新鋭スタジアムへ
マリナキス会長は、次のように述べた。
「私たちのクラブは、アテネ市近郊のレンティ地区に、ギリシャ最高峰であり欧州でも屈指の最新鋭トレーニングセンターを所有しています。クラブが所有する最先端の本部施設と同様、この施設も毎年進化を続けています。
このようにオリンピアコスは、ギリシャサッカー界最大規模の予算を確保しつつ、UEFAチャンピオンズリーグで戦えるチームを支えるためのあらゆる資源を備えています。カライスカキス・スタジアムへの投資も含め、これらはすべて、私自身が多額の私財を投じて成し遂げてきました。しかし今後、クラブがギリシャや欧州でさらなる高みを目指すにあたっては、現状のスタジアムではその挑戦を支えきれなくなっています。
そこで、私たちには収容人数5万3,000席を超える新たな本拠地が必要となるのです。このスタジアムは、国内最大となる最新鋭のサッカー専用スタジアムとなり、オリンピアコスFC、ピレウス市、そしてギリシャ全体が誇る技術の結晶となることでしょう」


また、オリンピアコスFCの副会長であり、ピレウス市長でもあるヤニス・モラリス氏は、次のように述べた。
「本プロジェクトを正式に発表できたことで、今日はオリンピアコスと私たちの街にとって特別な一日となりました。また、数日前には、市議会がオリンピアコスFCの要請を全会一致で承認し、新カライスカキス・スタジアムの建設に向けた道が開けたことを大変嬉しく思っています。
この会場に集まった皆様だけでなく、ピレウス市民、ギリシャ国民、そして世界中にいる何百万人ものオリンピアコスサポーターが待ち望んできた構想が、いよいよ現実になろうとしています。今日は、喜びと興奮に満ちた素晴らしい日と言えるでしょう。私たちはこれから、サッカーを愛するすべての人々、とりわけオリンピアコスに関わるすべての人々の心を揺さぶる、壮大な景色を目にすることになるのです」
※金額はすべて2026年7月上旬で換算
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元記事 - Olympiacos planning major stadium expansion

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