
中東のヨルダンで進行中の『アル・フセイン・ビン・アブドラ2世国際スタジアム』の建設計画が、着工に向けた準備工事を開始した。このスタジアムは、同国が進めている新都市開発計画『アムラ・シティ』の中核施設として建設される。
4万6,000人を収容予定の同スタジアムでは現在、インフラ整備や深礎工事に向けた掘削などが進められており、2027年初めには本格的な着工が予定されている。2029年後半の開業が目標とされているが、完成後にはヨルダン最大のスポーツ施設となる見込みだ。
この建設計画は、ヨルダンが推進する経済近代化ビジョンに沿ったプロジェクトとして位置付けられており、同国の政府の支援を受けて進められている。
計画では、スタジアム本体に加え、オリンピック開催基準に準拠したスポーツ施設や屋内アリーナ、練習用ピッチ、モータースポーツ用サーキット、自然公園、エンターテインメント施設などの建設も予定されている。さらに、敷地内には6,000台分の駐車場を備える交通拠点も整備され、BRT(バス高速輸送システム)や公共交通機関などへの接続も可能となる。
スタジアムの設計にはヨルダンの文化や歴史的遺産が反映されるほか、持続可能なエネルギー利用や水資源管理システムの導入も計画されている。
また、スタジアム本体の外周には広大な緑地帯が整備され、在来種の植物を植えることで周辺環境との調和が図られる。
工事現場では現在、インフラ整備や掘削に加え、物流面の準備や整地などの様々な作業が進行しているが、建設期間中には数百人規模の雇用創出が見込まれているほか、開業後の長期的な運営においても、多くの雇用を生み出すことが期待されている。
この大規模なスタジアム建設計画は、25年計画で進められるモデルシティ構想の事業の一環として国有地に建設される。事業全体の管理監督は、ヨルダン都市・施設開発会社(The Jordanian Company for Urban and Facilities Development)が担当している。
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元記事 - Work begins on Jordan's largest stadium

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