
イングランドのサッカー、プレミアリーグ(1部)のマンチェスター・シティFCは、2026年後半に本拠地『エティハド・スタジアム』北側で開業予定の新たなエンターメント地区の名称が『メドロック・スクエア』となることを発表した。
ポピュラス(Populous)社が設計したメドロック・スクエア開発計画は、ここ数か月の間に完成に近づいており、試合日に限らず日常的に利用できるサポーターの新たな拠り所となることが期待されている。
『メドロック・スクエア』という名称は、エティハド・キャンパスの中を流れ、この施設と街を繋いでいるメドロック川に由来しており、今回のプロジェクトを地域の歴史と再生の歩みに結びつける意味合いが込められている。メドロック川は、マンチェスター・シティFCのエンブレムにも描かれており、長年にわたりクラブと深い関わりがある。
メドロック・スクエア開発計画の中核事業となるのは、エティハド・スタジアムの北スタンド拡張で、この大規模改修により、3,000席以上のセーフスタンディング席を含む7,000席が追加され、スタジアムの収容人数は5万3,400人から6万人以上へと拡大される。また、高級感あふれるプレミアムバーやホスピタリティエリアも新たに導入される予定だ。

拡張された北スタンドは2025-26シーズン中の開業が予定されているが、クラブの運営担当マネージング・ディレクターであるダニー・ウィルソン氏の2025年3月の発言によると、2026年1月までの開業が目標とされている。
メドロック・スクエアには、没入感のある体験型ミュージアム、クラブの公式メガストア、屋根付きの企業アクティベーション用スペースのほか、3階建てのオフィスビル『ワン・メドロック・スクエア』やホテルも新設される。
企業アクティベーション用スペースは、最大3,000人の収容が可能で、年間を通じて試合日やクラブイベントを盛り立てる、人々の交流拠点になる予定だ。
また、2026年10月の開業が予定されているホテル『ザ・メドロック』は、2026年2月から予約受付を開始しており、エティハド・キャンバスの中心部に位置したこのホテルの客室からは、スタジアムのピッチが一望できる。
なお、メドロック・スクエアの各所では、多彩なフードサービスの提供も行われる。

そのほか、ルーフウォーク(屋根の上を歩くアクティビティ)や、アブセイリング(高所からロープを使って垂直下降するアクティビティ)、ジップライン(高所に張られたワイヤーロープにぶら下がり、滑車を使って滑り降りるアクティビティ)など、スタジアムの屋根に上がれる各種体験プログラムも提供される予定だ。
クラブは2023年10月にこの開発計画の最終承認を取得し、2025年5月には、総事業費3億ポンド(約638億円)の大規模開発事業における重要な節目として、プロジェクトの上棟式を行った。
2026年3月4日、ダニー・ウィルソン氏は次のように述べた。
「我々のクラブは、マンチェスター東部の地域再生やエティハド・キャンパスにおける世界水準の施設作りに長期的に取り組んでいますが、このメドロック・スクエアは、そのような我々の取り組みの次のステップを体現しているといえます。
これらの施設や体験により、メドロック・スクエアは、試合のない日も含め、皆様の日常に新たな娯楽をお届けする比類なきエンターテイメント地区となることでしょう」
※金額はすべて2026年3月上旬で換算
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元記事 - City's entertainment destination named Medlock Square

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