
イングランド中部バーミンガムのクリケット場『エジバストン・スタジアム』は、テクノロジー企業のオークシス(Aucxis)社とのパートナーシップを通じ、英国初となる自動のリサイクルカップ返却システム*を導入することを発表した。
*海外のスタジアムアリーナでは近年、環境政策やサステナビリティ施策の動きにより、飲料の販売にはプラスチック製のリサイクルカップが使用され、カップを返却すると購入時に支払ったデポジットが返金される、といった仕組みを採用している施設が増えている。
同スタジアムが導入するのは、ベルギーでカップのスマート返却技術を展開しているオークシスの『STAR RFIDソリューション』で、これはクリケットファンの来場体験を一変させ、サービスをより速く、快適にすることを目的として特別に設計されている。
このプロジェクトでは、長年のパートナーである飲食・ホスピタリティ運営会社のLevy(レヴィ)社に加え、2023年から同スタジアムでリユースカップの提供を担ってきたイベント・カップ・ソリューションズ(Event Cup Solutions)社とも連携する予定だ。
今回のシステム導入により、来場者はリサイクルカップをスマート返却ポイントに投入するだけで、購入時に支払ったデポジットが自動返金されるようになり、たとえ購入者の友人や家族が代わりにカップを返却した場合であっても、カップについたRFIDタグの情報が元の決済取引と紐付けられるため、代金を支払った本人の口座に確実に返金されるようになる。
また、返却ポイントは同時に大量のカップを処理できる能力を備えており、スタッフの手作業による数量確認の手間を減らし、使い捨て廃棄物を削減する循環型リユースモデルを支援する働きも備えている。
新システムは2026年春に導入予定で、前時代的なデポジット受け取り待ちの行列解消と、スタジアム全体における来場者動線の最適化が期待されている。
エジバストン・スタジアムのルーシー・ヘイズ事業ディレクターは以下のように述べた。
「私たちは、この技術を導入する英国初の施設となることを、とても誇りに思っています。私たちの最優先事項は、スタジアムを訪れるすべての方に最高の体験を提供することです。
自動リサイクルカップ返却システムを導入することで、来場者にとって最大の悩みのひとつであった、帰り際のカップ返却待ちの行列を解消できます。これは、来場者の皆様に、エジバストン・スタジアムで過ごす時間を可能な限りスムーズで快適なものにしていただくための取り組みです」
また、オークシスのイノベーション統括責任者、ジェイソン・スクリヴェンズ氏は以下のように述べた。
「ベルギーでの自動リサイクルカップ返却システムの成功を受け、今回英国に初進出する運びとなりましたが、象徴的なスポーツ施設であるエジバストン・スタジアムで、イベント・カップ・ソリューションズと提携できることを喜ばしく思っています。
当社の技術は、多くの人が訪れる場でも正確に対処できるよう設計されており、来場者の利便性を高め、カップの返却を可能な限りシンプルかつスピーディーにすることを目的としています。この夏、クリケットファンにスマートな体験をお届けできることを楽しみにしています」
2026年のエジバストン・スタジアムのクリケット開催日程には、女子T20ワールドカップや、ヴァイタリティ・ブラスト・ファイナルズ・デーをはじめとする、国内の重要な大会の試合も含まれている。
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元記事 - Edgbaston to roll out smart-return tech with Aucxis

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