カリアリ市がクラブ待望の新スタジアム建設計画を行政承認
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カリアリの新スタジアムの完成イメージ
カリアリの新スタジアムの完成イメージ (画像:Comune di Cagliari)

イタリア西部、サルデーニャ自治州カリアリ市のマッシモ・ゼッダ市長は、同市の行政サービス決定会議が新サッカースタジアムの建設計画を承認したと発表した。同国のサッカー、セリエA(1部)のカリアリ・カルチョが長年にわたって要望してきた新スタジアム計画が、行政手続きにおける最後の障壁を乗り超えたことになる。

初期収容人数が2万5,200人の同スタジアムは、共同事業体のスポルティウム(Sportium)とマニカ・アーキテクチャー(Manica Architecture)社によって設計され、イタリアとトルコが共催するUEFA欧州選手権(EURO 2032)の会場として使用されることが期待されている。

2024年12月27日、カリアリ市とサルデーニャ州が合意を結んだことで、クラブに新スタジアム建設への道が開けた。この合意は2023年12月に締結された類似の協定に代わるものであり、プロジェクト全体にいくつかの変更が加えられている。

カリアリが2022年7月に最終決定したスタジアム計画により、新スタジアムは旧スタディオ・サンテーリアの跡地に建設される。クラブはサンテーリアが閉鎖され、解体および全面再建が予定されていた2017-18シーズン以降、仮設スタジアムであるウニポル・ドモス(サルデーニャ・アレーナ)を本拠地として使い続けている。

新スタジアムの建設プロジェクトには、これまでにサルデーニャ州が5,000万ユーロ(約91億円)を拠出することで合意している。新スタジアムは、サッカーの試合に加え、コンサート、ショー、その他イベントも開催できる多目的施設となる予定だ。さらに、将来的には収容人数を3万人まで拡張できる設計となっている。

カリアリ市のゼッダ市長は次のように述べた。

「私たちはこの知らせを10年間待ち続けてきましたが、本日、新スタジアムの計画を承認する決定会議が前向きな結論を出しました。

カリアリ・カルチョが改訂版の経済・財務計画を提出次第、私たちは、次段階である新スタジアムの建設・運営権に関する国際入札の公募手続きに、速やかに着手するつもりです」

※金額はすべて2025年11月下旬で換算

Copyright: Xperiology/TheStadiumBusiness.com - reproduced with permission.
元記事 - Cagliari receives go-ahead for new stadium

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