
イングランドのサッカー、EFLチャンピオンシップ(2部)のオックスフォード・ユナイテッドFCは、クラブの新スタジアム建設計画の建築開発申請について、英国政府のスティーブ・リード住宅・コミュニティ・地方自治相(以下、「自治大臣」)が、地方当局の判断を尊重する方針を決めたことを歓迎した。
2025年8月14日、チャーウェル地区議会は、市の北部に建設する1万6,000席の新スタジアム計画を承認したが、この計画は議会の建設計画に反しており、さらにグリーンベルト(保全地域)にもまたがることから、スティーブ・リード自治大臣の判断に委ねられていた。
オックスフォード・ユナイテッドFCのグラント・ファーガソン会長は次のように述べた。
「地区議会の計画委員会で計画が承認された後、英国政府はこの申請に介入するべきかどうかを精査しました。
その結果、自治大臣は「政府はこの件に介入せず、地方当局の判断を尊重する」との決定を下したため、私たちのクラブはついに自らのビジョン実現に向けて始動できるようになりました。
オックスフォード・ユナイテッドを代表して、ここまで導いてくれたすべてのサポーターの皆さま、そして素晴らしいプロジェクトチームに心より感謝申し上げます」
BBCは、スティーブ・リード自治大臣の「政府はこの申請に介入しない」という決定は、「このような問題は、政府ではなく、自分の地域を最もよく知る地方当局が判断するのが一般的に最善である」という考えに基づくものであったと報じた。
英国政府が介入しないという決定が下された今、クラブが必要とするのは、インフラ改善のための融資契約のみであり、それが締結されれば、新スタジアムの申請に対する決定通知はチャーウェル地区議会によって正式に発行されることになる。
新スタジアム建設計画は、地元選出の国会議員たちからも好意的に受け止められており、オックスフォード東選挙区のアネリーゼ・ドッズ国会議員はSNSで次のように述べた。
「私たちはこの問題を繰り返し自治大臣に直接提起してきましたが、大臣のこのたびの決定には非常に満足しています。
新たなスタジアムは、オックスフォード・ユナイテッドや多くのファンのためだけでなく、地元経済にとっても必要なのです」
申請した建設計画には、新スタジアムのほか、180室のホテル、レストラン、カンファレンス・ルーム、広場も含まれている。
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元記事 - Oxford United's new stadium plans receive government approval

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