
イングランドのラグビー、ギャラガー・プレミアシップ(1部)のバース・ラグビーは、現在の本拠地『レクリエーション・グラウンド』に新たに建設する予定の新スタジアム(1万8,000人収容)について、修正した計画内容をバース市に提出した。
申請された計画案には、一般市民、主要なステークホルダー、バース&ノースイースト・サマセット・カウンシル議会から届いた"貴重なフィードバック"が反映されており、2023年の初期計画の提出以降に特定された技術的な改善点に対処している。2025年1月には計画委員会が開催される予定だ。
今回の修正では、東西スタンドを低くする対応と外壁の再設計、湾曲した新たな屋根形状、川沿いの景観設計の向上、改善された客席ボウルなど、新スタジアムの設計に大幅な改良が施されている。

また、2023年の初期計画に含まれていた主な改修ポイントも内包しつつ、利便性が大幅に向上したスタジアム、新しいスプリングガーデンズウォーク、そして多くのサステナビリティ対策を中心とした内容になっている。
申請計画は、2025年1月に議会の開発計画ポータルで公開される予定だ。

バース・ラグビーのターキン・マクドナルド最高経営責任者(CEO)は、新たな計画案について以下のように語った。
「今回の申請はクラブとバース市にとって、ひとつの重要な節目といえます。私たちは、地域社会やステークホルダー、そして申請についての指摘に対応してくれている、大勢の法定相談員の声に真摯に耳を傾け、ファンのニーズに応えるだけでなく、バースの伝統ある豊かな環境を尊重したスタジアムの実現を約束します。
修正した計画では、地域社会全体へ確実に貢献するような、大きな公益性を備えた刺激的な未来ビジョンを披露しています。私たちは今、議会が新年の計画委員会にこの計画案を提出するのを心待ちにしています」
新スタジアムの計画は2017年に初めて議論されたが、COVID-19のパンデミックにより、2020年に頓挫していた。
2023年、バース・ラグビーは改訂したスタジアムの計画を発表し、その後、建築開発許可のための申請が行われた。当時の計画では、再開発によって開放的に整備された川沿いに、通年利用可能な競技場の建設を提案していた。
バースは2025年1月末時点で11試合を終え、プレミアシップの首位に立っている。
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元記事 - Bath Rugby submits amended plans for new stadium
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