2022年夏、イングランド南東部ブライトン市のアメリカン・エキスプレス・コミュニティ・スタジアム(AMEXスタジアム)が、これまでにない新たなかたちの7人制ラグビー大会を開催することが決まった。
ブライトンのランドマークである昇降式展望ポッド『i360』で発表された大会は『ブライトン・セブンズ・フェスティバル(Brighton 7s Festival)』と呼ばれる。2022年6月25・26日に開催される第1回大会では、男女の7人制ラグビーの大会、会議イベント、音楽フェスなどが同時に開催される。
今回の発表会では、i360の昇降中にもかかわらず、7人のラグビー選手がトレーニングを披露し、報道陣を盛り上げた。また、多彩なプレーで人気のランブリン・ジェスターズとフィリピン・ボルケーノズの2チームがブライトン・セブンズ・フェスティバルに参加する最初の2チームとなったことも併せて発表された。
ブライトン・セブンズ・フェスティバルでは、エリートレベルとアマチュアレベルの7人制ラグビー大会が開催され、サッカーのプレミアリーグ(1部)で戦うブライトン・アンド・ホヴ・アルビオンFCの本拠地で、2015年ラグビーW杯で日本が南アフリカを破る偉業を成し遂げた会場としても知られるAMEXスタジアムに、世界中から参加チームが集うことになる。
ブライトン・セブンズ・フェスティバルのダイレクター、ベン・マクナマラ氏は、大会について次のように話した。
「ブライトンとラグビー・セブンズは両方ともインクルーシブで楽しく、そして国際的だという点で共通しており、ブライトン市は第1回大会の開催都市としては完璧な場所です。ただ、ブライトン・セブンズ・フェスティバルが本当に特別なのは、大会が次世代の人気バンドやラグビーチーム、そしてスポーツ界のリーダーたちに対し、既成概念を打ち破るプラットフォームを提供できるという点でしょう。
ファンの皆さんにとっても、革新的でひらめきを与える特別な『何か』に出会える絶好の機会となるため、私自身、2022年のブライトン・セブンズ・フェスティバルで輝く原石たちを皆様にご紹介できることを心より楽しみにしております」
フェスティバル期間中の音楽イベントは、ブライトン・アンド・ホヴ市の観光公社であるビジット・ブライトン(Visit Brighton)が後援し、市内のインディーズ系バンドが参加する。また、エレクトリック・シャンデリア・ステージにはLGBTQ+のDJやパフォーマーも参加。多様性を前面に押し出した一大インクルーシブイベントを目指す。
さらにフェスティバルのLIVE映像がホーピン(Hopin)社のOTT配信プラットフォームでネット配信されるため、視聴者はリアルタイムでイベントにコメントできるだけでなく、異なる会場の映像を切り替えて複数のイベントを楽しむこともできる。
スタジアムに来場するチケットは55ポンド(約8,500円)~で購入できるほか、フェスティバルのすべてのLIVE映像の配信サービスも25ポンド(約3,860円)で購入できる。
換算額はすべて2022年1月28日時点のもの
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元記事 - Amex Stadium to host innovative rugby festival
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