シカゴ市議会が大型スポーツ施設におけるギャンブル施設整備を承認
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シカゴ・カブスのリグレー・フィールド
シカゴ・カブスのリグレー・フィールド (画像:Chicago Cubs)

シカゴ市議会は、スポーツ会場におけるギャンブル施設設置について採決を行ない、賛成多数で承認した。

今回の承認を受け、シカゴ・カブス(MLB)のリグレー・フィールドとホワイトソックス(MLB)のギャランティード・レート・フィールド、シカゴ・ベアーズ(NFL)のソルジャー・フィールド、シカゴ・ブルズ(NBA)とシカゴ・ブラックホークス(NHL)のユナイテッド・センターなどが、新たにギャンブル施設をオープン可能となった。

イリノイ州では2019年にスポーツギャンブルが合法化されたが、シカゴ市内のスポーツ施設でのギャンブル施設整備については市議会の承認が必要だった。シカゴのロリ・ライトフット市長は当初、反対の立場をとっていたが、その後考えを変え、今回の採決が実施される運びとなった。

スポーツギャンブル税率は2%で、毎年約40万米ドル(約4,600万円)~50万米ドル(5,740万円)相当の税収が見込まれると試算されている。採決では9人の市議が承認案に反対したが、賛成多数で可決され、今後はスタジアムやアリーナの躯体内部または周辺約400m以内にギャンブル施設を整備できるようになる。

カブスは2020年9月にドラフトキングス社と複数年のパートナーシップ契約を締結しており、同社が球団のオフィシャル・スポーツベッティング&デイリーファンタジー・パートナーに就任。契約にはリグレー・フィールド内にスポーツギャンブル施設をオープンすること、そしてボールパーク周辺のリグレーヴィルエリアでのオンラインベッティング開通が含まれていた。

なお、契約時点ではカブスとドラフトキングスのパートナーシップはMLB初として注目されたが、その後、アリゾナ・ダイヤモンドバックスがシーザーズ(Caesars)社と、そしてワシントン・ナショナルズもベットMGM(BetMGM)社と同様の計画を発表している。

2021年5月、ベッティング事業大手のウィリアム・ヒル(William Hill)社がワシントン・ウィザーズ(NBA)とワシントン・キャピタルズ(NHL)の本拠地『キャピタル・ワン・アリーナ』が全米プロスポーツ界で初となるプロスポーツ会場内のギャンブル施設をオープンしていた。

換算額はすべて2021年12月28日時点のもの

Copyright: Xperiology/TheStadiumBusiness.com - reproduced with permission.
元記事 - Green light for sports betting at Chicago stadiums

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