MLSのインテル・マイアミ、新スタジアムへの移転時期を発表
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マイアミ・フリーダム・パークの鳥瞰イメージ
マイアミ・フリーダム・パークの鳥瞰イメージ (画像:Miami Freedom Park)

サッカーの北米最高峰、メジャーリーグ・サッカー(MLS=1部)のインテル・マイアミは、マイアミ・フリーダム・パークに建設する新スタジアムの新たなイメージ画像を公開し、移転時期が2026年になることを発表した。

インテル・マイアミは当初、2025シーズンから新スタジアムに移転する計画だったが、今回の発表で、2025シーズン終了までは、フォート・ローダデール市にある暫定の本拠地、チェイス・スタジアム(2万1,500人収容)でプレーを続けることが分かった。

マイアミ・フリーダム・パークの改修プロジェクトは2023年8月に着工。2万5,000人収容の新スタジアムを中心に、広大なエンターテイメント地区を形成する計画だ。

同地区は約53万m2の広さがあり、そのうち約23万m2を占める広場は、マイアミ最大規模の賑わいの場になることが期待される。また、この地区には、青少年向けの運動場、エンターテイメント型店舗やアトラクション、ホテル、ショップ、オフィス、娯楽施設なども建設される。

スタジアム内のイメージ
スタジアム内のイメージ (画像:Miami Freedom Park)
スタジアム前の広場のイメージ
スタジアム前の広場のイメージ (画像:Miami Freedom Park)

スタジアム、広場、道路や駐車場などの周辺インフラ、そして地区内のエンターテインメント空間やホスピタリティ空間が完成する改修第一フェーズは、2025年後半から段階的に完成する予定だ。

第二フェーズでは、地区の中心となる店舗やエンターテインメント空間が完成し、そこでは厳選された最高のフードやドリンクも提供される。これらは、アメリカが、カナダ、メキシコと共催する2026FIFAワールドカップに合わせたオープンを計画している。

インテル・マイアミによると、新スタジアム・プロジェクトに "業界最高の"パートナー、テナント、小売業者を誘致するため、賃貸借契約や業務提携が進んでいるという。

インテル・マイアミFCの経営オーナー、ジョージ・マス氏は以下のように述べた。

「マイアミ・フリーダム・パーク・プロジェクトの次ステージでは、"新スタジアムをインテル・マイアミCFの公式な本拠地にする"という私たちの夢の達成に、より近づくことができるでしょう。私たちは理念である "Freedom to Dream (夢を思いのままに) "を体現するため、忘れられない試合の瞬間をファンの皆さんが思い思いに味わえるような、特別な場所の創造に努めてきました。新スタジアムのオープンを前にして、私たちの情熱とコミットメント、そして南フロリダ・コミュニティの夢がすべて詰まった、ワールドクラスのスタジアムが完成する日が待ち遠しいです」

2024年2月、米国の金融サービス会社であるJPモルガン・チェース(JPMorgan Chase)社は、フォート・ローダデール市にあるインテル・マイアミの暫定の本拠地の命名権を取得し、スタジアム名は『チェイス・スタジアム』となった。それ以前は自動車小売業者のオートネーション(AutoNation)社が同スタジアムの命名権を取得しており、2021年4月以降、癌との闘いをアピールする意味をもつ『DRV PNKスタジアム』という名で呼ばれていた。

チェイスはこのスタジアムの至るところで目に見える存在感を示しているが、同社の契約がマイアミ・フリーダム・パークの新スタジアムにも及ぶかどうかは不明だ。

Copyright: Xperiology/TheStadiumBusiness.com - reproduced with permission.
元記事 - Inter Miami confirms move-in date for new stadium

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