サッカーのカザフスタン・プレミアリーグ(1部)王者のFCオルダバスは、カザフスタン国内で最大となる新たなホームスタジアムの起工を発表した。
収容人数3万5,000人の新スタジアムはシムケント市内に建設され、2026年半ばに完成が予定されている。
新スタジアムは21万m2の敷地に建設され、1960年代のオープンからFCオルダバスと年を重ねてきたカジムカン・ムナイトパソフ・スタジアムに変わり、クラブの本拠地となる。FCオルダバスは2023年シーズン、同チーム史上初の国内チャンピオンとなり、UEFAチャンピオンズリーグ2024-25の予選ラウンドを戦うことになった。
新スタジアムの建設用地には、アクセスが良く、広い駐車場スペースを確保できることから、シムケント市内のボザリク地区が選ばれた。
2024年6月29日に行われた新スタジアムの起工式には、シムケント市長のガビット・シズディクベコフ氏やFCオルダバスの選手たちが出席した。シズディクベコフ氏は、このプロジェクトについて、2023年半ばからカザフスタンのカシム=ジョマルト・トカエフ大統領と協議してきた。2023年の社会経済開発に関する計画の完成後、新スタジアム建設計画は大きく前進した。
2024年に入り、シズディクベコフ市長は次のように述べた。
「最近、2023年の我が市における社会経済開発について大統領に報告しましたが、都市部 に 最新のスタジアムが必要であることを説明したところ、今年中に新しいスタジアムの建設に着手するよう、大統領は明確に任務を与えてくれました」
なお、解体後のカジムカン・ムナイトパソフ・スタジアムの跡地は、サッカーと陸上競技のためのスポーツ施設になる予定だ。
現在、カザフスタン最大のスタジアムである首都アスタナ市のアスタナ・アリーナは、収容人数3万人だが、オルダバスのカジムカン・ムナイトパソフ・スタジアムの収容人数は、わずか1万8,000人となっている。
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元記事 - Kazakhstan's biggest football stadium now under construction
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