エクアドルのエメレクがスタジアムに屋上レストランをオープン
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屋上レストランのブルー・ルーフトップ
屋上レストランのブルー・ルーフトップ (画像:CHRISTIAN VINUEZA / EXPRESO)

エクアドルのサッカー、リーガ・プロ・バンコ・ピチンチャ(1部)のCSエメレクは、本拠地『エスタディオ・ジョージ・キャプウェル』の角の塔に、新たなホスピタリティエリアの『ブルー・ルーフトップ(Blu Rooftop)』をオープンした。

エメレクはエクアドル最大都市のグアヤキル市のサッカークラブで、今回の企画はクラブとイベントプロモーターのピオ・モンチュファル氏の提携で実現。ブルー・ルーフトップは、2017年に改修工事が竣工したエスタディオ・ジョージ・キャプウェルの角部分の塔の4階分のフロアを占有しているが、最大の目玉は最上階の屋上テラスだ。グアヤキル市街地の絶景を眺めながらの飲食が人気を博している。

利用客で盛り上がるブルー・ルーフトップ(動画:blurooftopec on X)

ブルー・ルーフトップの整備工事は2019年に着工し、当初は2020年6月には竣工する予定だったが、新型コロナウイルスの世界的蔓延の影響で遅延が生じていた。

ピオ・モンチュファル氏はブルー・ルーフトップが完成したことについて、地元紙のEl Universoに次のように話した。

「ブルー・ルーフトップのような場所は世界でも少なく、屋上レストランがサッカースタジアムの高い場所に設置されたのは初めてのことではないでしょうか。まず観光名所としても魅力的な場所を考え、それから市民の皆様にとっても楽しい場所を考えていたのですが、その両方を組み合わせれば最適だということでブルー・ルーフトップが誕生したのです」

ブルー・ルーフトップではバラエティに富んだ飲食メニューを提供し、また、レストラン来場者は警備員付きの専用駐車場を利用できる。

ブルー・ルーフトップは試合のないノンマッチデーでも営業しており、SCエメレクのマーケティング・マネージャー、イヴォンヌ・トゥフィーニョ氏は、今回のプロジェクトの目的はエスタディオ・ジョージ・キャプウェルを「スポーツ以外でも利用可能な多目的施設化」することだったと話した。

また、SCエメレクのナシブ・ネメ会長は次のように話した。

「ブルー・ルーフトップの開設は、クラブのファンやサポーターだけでなく、グアヤキル市民の皆様にとっても良いことだと考えております」

Copyright: Xperiology/TheStadiumBusiness.com - reproduced with permission.
元記事 - Emelec claims first with rooftop-restaurant venture

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