サンティアゴ・ベルナベウの可動式ピッチシステムのイメージ (画像：Real Madrid CF)
スペインのサッカー、ラ・リーガ・サンタンデール(1部)のレアル・マドリードCFは、現在改修中の本拠地『エスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウ』の多目的施設化に向けて新たに導入する可動式ピッチシステムのCG動画を公開した。
レアル・マドリードは現在、約8億ユーロ(約1,025億円)を投じてサンティアゴ・ベルナベウを改修しており、可動式ピッチシステムの導入でコンサート、バスケットボール、アメフト、テニスなどの開催も可能になるとしている。
テニスやバスケットボールを開催する仕様のイメージ (画像：Real Madrid CF)
サッカーピッチは7または8本の幅約10mのプレートに分割後、スタジアムのカステジャーナ通り側スタンドの地下30mの空間に重ねて収納される。
(動画：Real Madrid CF)
エスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウは1947年に開場した歴史的なスタジアムだが、今回の改修で可動式屋根が設置されるほか、躯体はイメージ投影やイルミネーションが可能な鋼鉄のファサードに覆われる。収容人数は8万1,044人で変わらないが、可動式屋根を新たに設置するため、スタジアム自体は10mほど高くなる。
※金額はすべて2021年11月下旬で換算
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元記事 - Real Madrid unveil retractable pitch system in new video
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