MLS新加盟のセントルイス・シティSC、駐車場と店舗一体型施設を整備
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セントルイス・シティSCが整備する駐車場一体型施設
セントルイス・シティSCが整備する駐車場一体型施設(画像:St Louis City FC)

2023年からMLSに参入するセントルイス・シティSCは、現在建設中の本拠地スタジアム付近に駐車場と店舗が一体化した新たな施設を整備するとして詳細を発表した。

新駐車場は4階建てで延床面積は2万438m2。地上階の折り畳みシャッターが上がるとポップアップ型店舗が登場する特別な設計となっており、上がったシャッターは店舗の屋根代わりになる。

セントルイス・シティSC の新スタジアムは、クラブのMLS加盟初年度となる2023年シーズン中に開場する予定で、収容人数は2万2,500人。

セントルイス・シティSCの新スタジアムの完成イメージ
セントルイス・シティSCの新スタジアムの完成イメージ (画像:St Louis City FC)

新駐車場には駐輪場と電気自動車(EV)の充電ステーションも整備され、スタジアム地区を訪れるファンや来場客に利便性を提供し、また、地域内の中小ビジネスにとっても有益な施設になることが期待されている。

セントルイスHOK(St. Louis HOK)との協働で新スタジアムの一部を設計したスノウ・クレイリッチ・アーキテクツ(Snow Kreilich Architects)のジュリー・スノウ創業プリンシパルは次のように話した。

「スタジアム地区がサッカーのためだけにあるわけではないの同じで、新駐車場も車のためだけに設置するわけではありません。

もちろん、簡単で素早く駐車、退出できるのは事実ですが、新駐車場はスタジアムに隣接するサイクリングコースを利用するサイクリストや歩行者の皆様にもお楽しみいただける施設となっています。特に私たちが楽しみにしているのが、店舗スペースの折り畳みシャッターで、上がりきると店舗やイベントスペースの屋根としてお客様に快適な空間を提供します」

また、新駐車場の設計チームを率いたスノウ氏は、次のように補足した。

「新スタジアム周辺には広場などの社交スペースが充実しており、スタジアム地区は年間365日人々を惹き付ける魅力ある場所になると考えております」

また、新駐車場にはチームカラーの『CITYレッド』色の大きな階段が備え付けられ、最上階には同色のバルコニー型展望デッキも設置されるため、マッチデーだけでなく、試合がない日もスタジアム地区のイベントや催しを楽しむことができる空間となる。

セントルイス・シティSCは2020年12月に新スタジアム地区の完成イメージ画像を公表した。新スタジアム躯体の鉄骨構造とプレキャスト部材はすでに完成しており、現在は外周のファサードや内部機構の配線や配管といった施工作業が進んでいる。クラブは2022年初めにも最初の座席を設置していきたい考えだ。

Copyright: Xperiology/TheStadiumBusiness.com - reproduced with permission.
元記事 - St. Louis City SC unveils innovative parking garage concept for new stadium

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