アメフトの全米最高峰、ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)のサンフランシスコ・49ersは、植物由来フード商品の『インコグミート by モーニングスター・ファームズ(Incogmeato by MorningStar Farms)』とパートナーシップを結び、 2021-22年シーズンから本拠地『リーバイス・スタジアム』で植物由来のフードメニューを提供していくことを発表した。
ベジタリアン(菜食主義)やフレキシタリアン(ゆるベジタリアン)の49ersファンは、試合観戦時に植物由来の代替肉(植物肉)のバーガーやソーセージを楽しむことができるようになる。
また、49ersとのコラボレーション企画で、インコグミート by モーニングスター・ファームズは最大で100万個のインコグミート・チキンテンダース(Incogmeato Chik'n Tenders)を慈善団体でフードバンクを運営するフィーディング・アメリカ(Feeding America)に寄付する。
モーニングスター・ファームズを所有するケロッグ・カンパニー(Kellogg Company)のハイディ・レイ植物由来タンパク質部門担当マーケティング・ディレクターは、49ersとのパートナーシップについて次のように話した。
「インコグミート by モーニングスター・ファームズが、サンフランシスコ・49ersとリーバイス・スタジアムのオフィシャル植物由来タンパク質製品に選ばれたことを誇りに思っております。
ゲームデーに食事で何を摂取するかは、フィールド上のプレーとほとんど同じくらい大事なことですので、49ersのゆるベジタリアンのファンの皆様に、素晴らしい味でしかも肉を一切使っていない食事をお届けするためには、今回のパートナーシップは非常に重要だったのです。
植物由来タンパク質が簡単に入手できる環境を構築することが私たちにとっては重要だったので、今シーズン、49ersとフィーディング・アメリカとパートナーシップを組むことができて嬉しいです」
フィーディング・アメリカによると、アメリカ人の9人に1人、そして子どもの7人に1人が飢餓に直面しているという。こういった背景もあり、今回のパートナーシップでは、49ersがフィールドゴールを決めるたびに、インコグミートのチキンテンダース3,000個(最大で100万個)がサンフランシスコ・ベイエリアに点在するフィーディング・アメリカ運営フードバンクに寄付されるというキャンペーンも実施される。
サンフランシスコ・49ersのケビン・ヒルトン企業パートナーシップ担当バイスプレジデントは、次のように話した。
「49ersは常にチームのファンの皆様と地域コミュニティ、そして上質な食事体験を結び付ける方法を模索しています。
ですので、インコグミートやモーニングスター・ファームズとのパートナーシップは、肉以外の美味しい食事を欲しいと感じている49ersファンの皆様だけでなく、私たちの地域コミュニティで食費がなくて困っている方たちにとっても最高のタッチダウンになるのです」
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元記事 - Plant-based options to be introduced at Levi's Stadium
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