レヴィ、ベニューホスピタリティ産業初となる空輸された食材の使用廃止を決定
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主要スタジアムやアリーナでホスピタリティ事業を展開するレヴィ(Levy)社は、同社が英国およびアイルランドの大規模施設で提供する食料品について、今後は航空輸送を一切使わない方針であることを発表した。同社によると、これはベニューホスピタリティ産業では初のこととなる。

レヴィは今回の新たな方針を、同社が目指すカーボンニュートラル目標達成のための広範な飲食提供戦略の一環として位置付けており、2021年を通じて計画の策定と実施を進めていく考えだ。

レヴィがホスピタリティサービスを提供している施設には、トッテナム・ホットスパー・スタジアム、O2アリーナ、(テニスの全英オープンの会場である)オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブなどが含まれ、各施設の料理長と食材調達チームは、今後はメニューを考案していくうえでこれまで以上に英国の季節を意識することが求められる。

今回の新たなアプローチにより、レヴィのメニューには採れたてで風味も栄養価も最も高い旬の食材が使用され、その一品一品には季節感が色濃く反映されることとなる。レヴィのシェフたちは、これまで使われていた冷凍グリーン豆や南米産のアスパラガス、世界中から空輸されたベリーなどの輸入品の代わりに、新鮮なインゲン豆やアスパラガス、季節のベリーを使うようになる。

レヴィは、自社が飲食メニューを提供している英国内の大規模施設で使われている農産物の原産地と輸送方法について、コンパス・グループUK&アイルランド(Compass Group UK and Ireland)の調達部門であるフードバイ(Foodbuy)社と共同調査を実施した。

国際交通フォーラム(International Transport Forum=ITF)によると、航空便による輸送で発生する二酸化炭素の量は全世界の二酸化炭素排出量の7%以上を占め、農産物の輸送方法の中では最も排出量が多い。

レヴィは、空輸された食材を使用しないという今回の方針決定は2018年に同社が策定したレヴィ・ケアーズ憲章(Levy Cares Charter)の趣旨に沿ったもので、「人々と地球にとって有益なメニュー」の開発を目指す同社のアプローチを具現化するものだとしている。

またレヴィは、今後も引き続き食品ロスの削減、同社のメニューにおける動物性タンパク質への依存度の低減、そして同社が飲食メニューを提供するベニューやホスピタリティサービスにおける植物性製品の使用促進に全力を尽くすと表明した。

レヴィUKのマネージング・ダイレクター、ジョン・デイビス氏は、新たな方針について次のように話した。

「弊社の調達プロセスとサプライチェーンから空輸で運ばれた食材を排除するのは、長年の願いでした。

スポーツとレジャーにおけるケータリング業界のリーダーとして、弊社のサプライチェーンの力で業界全体の環境、安全、福祉の水準を今まで以上に高く引き上げることは、弊社が負うべき義務だと感じております。食品産業の最前線で変革を促す存在として、弊社は常に地域、英国、そして世界のサプライネットワークを構築、形成、そして再定義しております。

今回の決定は選択肢を狭めるものではなく、今まで以上にお客様に喜んでいただける飲食体験を設計し、お届けする方法を私たちの大事なパートナーである調達チームやシェフたちと一緒に創造していくプロセスなのです。つまりレヴィのシェフたちにとっては、今後のメニューは英国の旬の食材を使ったものを中心としつつ、味や品質を落とすことなくお客様と地球の両方にとって有益な食事を考案することを意味します」

Copyright: Xperiology/TheStadiumBusiness.com - reproduced with permission.
元記事 - Levy claims industry first with ban on air-freight produce supply

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