ポーランドのサッカー、エクストラクラサ(1部)のRKSラドミアク・ラドムは、本拠地『スタディオン・イム・ブラチ・ツァホロウ』の南北スタンド2棟を新設する第2期建設工事の着工準備を開始と発表した。
スタディオン・イム・ブラチ・ツァホロウ整備事業は2016年に起工したが、4棟のスタンドのうち2棟のみが完成した状態で2023年に開業した。2024年5月に残り2棟の建設が始まり、21ヶ月間の工期を経て2026年2月に完成する予定だ。
施工は、3,959万ポーランド・ズウォティ(約15.4億円)の建設費を提示したべトノックス・コンストラクション(Betonox Construction)社が第1期に続き契約業者として選定された。
今回新設される2棟のスタンドには、5,600席の座席が増設され、完成後、同スタジアムの収容人数は約1万5,000人となる。
RKSラドミアク・ラドムのラドスワフ・ヴィトコフスキー会長は、スタンド増築工事の着工について次のように話した。
「べトノックスが、第1期工事で東および西スタンドを建設した経験を生かしてくれることを願います。クラブにとっても最も重要なことは、今回の工事がリーグ戦開催に影響を与えずに進むということです。
もちろん、スタンド完成後にはスタジアム全体のファサード設置工事が控えていることは理解しており、2024年中には第3期工事の契約業者の入札について発表ができればと思っております」
スタディオン・イム・ブラチ・ツァホロウ建設事業は、最初に第1期工事を受注した建設会社との契約が破棄されるなど、2016年の起工以来多くの問題が発覚したことから、想定よりも長いスパンで段階的に進められてきた背景がある。
※金額はすべて2024年4月30日時点のもの
【元記事の引用】Copyright: Xperiology/TheStadiumBusiness.com - reproduced with permission.
元記事 - Deal agreed for Radomiak Radom stadium development
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