アメフトの全米最高峰、ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)のサンフランシスコ・49ersは、本拠地『リーバイス・スタジアム』でビジターチームのフィールド入退場を間近で見れる会員限定のクラブエリアを公開した。
今回公開されたプレミアム会員スペースの『キャッシュ・クリーク・クラブ(Cache Creek Club)』は、2019年9月に49ersがキャッシュ・クリーク・カジノ・リゾート(Cache Creek Casino Resort)を所有・運営するヨチャ・デヘ・ウィントゥン・ネイション(Yocha Dehe Wintun Nation)社と締結した複数年パートナーシップ契約の一環として整備された。
広さ130m2のキャッシュ・クリーク・クラブは、ビジターチーム用更衣室とフィールド入口の間に通る北西トンネルに沿って位置しており、ファンがビジターチームの入退場を目の前で見ることができるのが特徴だ。また、フルサービスのドリンクバーやTVも完備してある。
キャッシュ・クリーク・クラブの内装には、キャッシュ・クリーク・カジノ・リゾートのブランドがアクセントで入っているほか、カスタムメイドのブラックジャックテーブルも装飾品として設置されている。キャッシュ・クリーク・クラブへのアクセス権は、リーバイス・スタジアムの北エンドゾーン・フィールド席のチケット保有者だけの特典だ。
サンフランシスコ・49ers のブレント・シューブ最高収益責任者(CRO)は、キャッシュ・クリーク・クラブについて次のように話した。
「49ersとキャッシュ・クリーク・カジノ・リゾートには多くの共通点がありますが、特筆すべきは両者が1980年代に大きな成功を収めたという点です。
当時、49ersは3度のスーパーボウル制覇で最盛期を迎え、最初はビンゴ会場としてオープンしたキャッシュ・クリークも同時期に北カリフォルニア最大のカジノリゾートへと成長しました。チーム創立75周年を迎え、過去の栄誉を讃えつつ将来的なパートナー関係の強化を目指している49ersにとって、キャッシュ・クリーク・カジノ・リゾートはまさに完璧なパートナーといえるでしょう」
キャッシュ・クリーク・クラブは、49ersがリーバイス・スタジアムでカンザスシティ・チーフスを迎え撃つNFLプレシーズンの第1節が開催される2021年8月上旬にオープンする。
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元記事 - New Levi's Stadium club space gives 49ers fans close look at opposition
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