LGエレクトロニクスとAEKアテネ、新スタジアムへの技術導入でパートナーシップ契約を締結
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AEKアテネFCの本拠地OPAPアレナ
AEKアテネFCの本拠地OPAPアレナ(画像:AEK Athens)

ギリシャのサッカー、ギリシャ・スーパーリーグ(1部)のAEKアテネFCは、現在建設中の新スタジアムに最新技術を導入する目的で、韓国の電子機器メーカーのLGエレクトロニクス(LG Electronics)社とパートナーシップ契約を締結した。

2017年7月に建設工事が着工したAEKアテネの新スタジアム『OPAPアレナ』は、2021-22年シーズン中の開場が予定されている。

今回、LGエレクトロニクスはクラブと3年間のパートナーシップ契約を締結し、公式テクノロジー・プロバイダーに就任。新スタジアムにデジタルサイネージ機器を納品するほか、180m2の広さのLEDスコアボードも提供する。また、LGエレクトロニクスは、OPAPアレナ完成後にスタジアム内に広告を掲出できるスポンサーシップ権も同時に獲得した。

LGエレクトロニクスのギリシャ担当ジェネラル・マネージャーのアリス・コウテロス氏は、AEKアテネとのパートナーシップについて次のように話した。

「OPAPアレナはAEKアテネの重要な試合が開催され、ファンの皆様が間近でチームの活躍を観ることができる新スタジアムで、その建設事業という大型プロジェクトに弊社が積極的に参加できることを非常に嬉しく思っています。 LGにとってスポーツはCSR(企業による社会的責任)の重要な柱で、私たちはLGの革新的なソリューションや製品を通じ、CSR活動の強化と推進を目指していきたいと考えております」

新スタジアム建設計画は2013年7月に始動し、その4年後には地方自治体が正式にプロジェクト実施を承認した。その後も様々な難題が浮上するなど紆余曲折があったものの、最終的には収容人数3万1,800人のAEKアテネの新本拠地が完成する見込みだ。

OPAPアレナは、AEKアテネが1928~1985年と1987~2003年の期間に本拠地として使用してきたニコス・グーマス・スタジアムの跡地に建設中であるため、クラブは現在、収容人数6万9,168人のオリンピアコ・スタディオ(アテネ・オリンピック・スタジアム)をパナシナイコスFC と共用している。

Copyright: Xperiology/TheStadiumBusiness.com - reproduced with permission.
元記事 - LG to deliver stadium tech for AEK's new home

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