MLSのコロンバス・クルー、新スタジアムの飲食販売事業の内容を発表
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Lower.comフィールドの『Lower.comラウンジ』
Lower.comフィールドの『Lower.comラウンジ』 (画像:Columbus Crew)

サッカーの北米最高峰、メジャーリーグ・サッカー(MLS)のコロンバス・クルーは、2021年夏に開場したばかりの新スタジアム『Lower.comフィールド』における新たな飲食販売事業の概要を発表した。

コロンバス・クルーはホスピタリティ・パートナーのレヴィ(Levy)社との協働で、新スタジアムの売店、会員専用フロア、そしてVIPボックス席における飲食体験を再定義する新事業『クルー・キッチン(Crew Kitchen)』を発案。サポーターが選ぶ地元の人気レストランの出店を実現し、キャッシュレス決済やモバイル注文システムで円滑な購入体験を提供する。

Lower.comフィールドの『THE PUB』
Lower.comフィールドの『THE PUB』 (画像:Columbus Crew)

コロンバス・クルーのスティーブ・ライオンズ最高商務責任者(CBO)兼エグゼクティブ・バイスプレジデントは、2021年3月にクルー・キッチンについて次のように話していた。

「新たな本拠地となるLower.comフィールドで、正真正銘のコロンバス風F&B(飲食)体験を提供するためには、クルー・キッチン事業の開発と創出が必要不可欠でした。

新スタジアムのデザイン段階ではサポーターの皆様のご意見が非常に重要でしたが、新スタジアムにおける飲食体験についてもやはりサポーターの皆様から、すぐに試合観戦に戻れるようにできるだけ早く、効率的で、そして円滑な注文・購入が可能な仕組みにしてほしいというご要望をいただきました。この顧客ニーズを満たすためには、飲食業界における豊富な経験を持つレヴィの専門性が極めて重要な意味を持ちます。

また、コロンバスの郷土料理の多様性を大事にし、来場されたお客様の記憶に残る特別な飲食体験を創出することを意図して事業内容を検討しました。2021年7月にLower.comフィールドが開場する際には、新スタジアムのダイナミックでワクワクするオーラに負けないぐらい魅力的な飲食体験をクルー・キッチンがお届けできると考えております」

Lower.comフィールドの『ビアガーデン』
Lower.comフィールドの『ビアガーデン』(画像:Columbus Crew)

クルー・キッチンによるホスピタリティ体験の内容を決めるにあたっては、レヴィのデータ分析会社であるE15グループ(E15 Group)が4,000人のファンやサポーターにアンケート調査を行ない、飲食体験に関する意見や要望を調査報告書として提供した。

Lower.comフィールドの収容人数は20,000人。コロンバス・クルーは移転まで、MLS初のサッカー専用スタジアムとして1999年に建設されたマフレ・スタジアムを本拠地として利用していた。

Lower.comフィールドのVIPスイート
Lower.comフィールドのVIPスイート (画像:Columbus Crew)
コロンバス・クルーの新スタジアム『Lower.comフィールド』
コロンバス・クルーの新スタジアム『Lower.comフィールド』 (画像:Major League Soccer)

Copyright: Xperiology/TheStadiumBusiness.com - reproduced with permission.
元記事 - Columbus Crew launches hospitality offering for new stadium

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