FCルガーノの新スタジアム、ネーミングライツパートナーが決定
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FCルガーノの新スタジアム完成イメージ
FCルガーノの新スタジアム完成イメージ (画像:Città di ルガーノ)

スイスのサッカー、スイス・スーパーリーグ(1部)のFCルガーノは、2026年開場予定の新たな本拠地スタジアムのネーミングライツ(命名権)について、地元の電力会社であるAIL(アツィエンデ・インドゥストリアリ・ディ・ルガーノ=Aziende Industriali di Lugano)社とパートナーシップ契約を締結した。

AILは現在、ユニフォームの胸のスポンサーとしてクラブを支えており、今回のネーミングライツ・パートナーシップの契約期間は、2025年7月1日から5年間。さらに5年間の契約延長のオプションも含まれる。クラブとAILは、15か月にわたる長期の交渉を経て、今回の契約締結に漕ぎ着けた。

1万席の新スタジアムの建設工事は2023年7月1日に起工した。今回のプロジェクトでは、4,000人収容の屋内アリーナの建設も含まれる。

FCルガーノは1951年以来、スタディオ・ディ・コルナレードを本拠地として使ってきたが、新スタジアム完成後は本拠地を移転することになる。

AILのアンドレア・プラティ最高経営責任者(CEO)は、新スタジアムのネーミングライツを取得したことについて、次のように話した。

「FCルガーノ、そしてルガーノ・スポーツ&イベント・センター(Lugano Sports and Events Centre)との関係がさらに強固になる、素晴らしいコラボレーションについて発表できることを嬉しく思っております。今回のネーミングライツパートナーシップにより、熱産生と供給といった熱事業分野、そしてスタジアムやアリーナの電力ニーズを部分的に満たす大規模太陽光発電システムの建設といった発電事業分野において、弊社の存在感を高めていきたいと考えております」

新スタジアム建設プロジェクトは、ルガーノ市民が2021年11月の住民投票で選んだポロ・スポルティーヴォ・エ・デグリ・イベンティ(Polo Sportivo e Degli Eventi=PSE)社が進めている。

また、ルガーノ市は、スイスの不動産ディベロッパーグループのHRSと提携しており、同社と4棟の住宅マンション、市役所オフィスや公社が入居する2棟のタワービルをコルナレド地区に整備する。

総事業費は3億7,400万スイスフラン(約612億円)と試算されており、新アリーナは、現在は市内のコルネル・アリーナを本拠地としているアイスホッケーのHCルガーノの新たなホームアリーナとなる。

※金額はすべて2023年9月下旬で換算

Copyright: Xperiology/TheStadiumBusiness.com - reproduced with permission.
元記事 - FC Lugano lands naming-rights sponsor for new stadium

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