イングランドのサッカー、EFLチャンピオンシップ(2部)のコベントリー・シティFCの本拠地『コベントリー・ビルディング・ソサエティ・アリーナ(CBSアリーナ)』は、8月の新シーズン開幕に併せ、バドワイーザー・ブルーイング・グループ(Budweiser Brewing Group)とのパートナーシップ契約締結と、ディロンズ・ブルワリー(Dhillon's Brewery)が提供する新たなテーマラウンジの開設を発表した。
バドワイザーは、CBSアリーナの公式ラガー、サイダー&エール・パートナーとして、スタジアムの売店でバドワイザー、ステラ・アルトワ、カムデン・ヘルズ、カムデン・ペールエール、カムデン・スタウト、そしてマオウといったブランドのビールやサイダー商品の販売を展開する。
CBSアリーナは、今回のバドワイーザー・ブルーイング・グループとのパートナーシップが、コンコース売店の改修やフードメニューの刷新など、現在同スタジアムで実施されている飲食サービスの大幅な改善プロジェクトの一環として締結されたものだとしている。
また、コベントリーのクラフトビール醸造所であるディロンズ・ブルワリーは、広さ400m2のバースペースを改築し、約300人を収容可能な『ディロンズ・ラウンジ』をオープンした。CBSアリーナで開催されるコンサートやサッカー試合開催時だけでなく、1年を通して予約が可能だ。
ディロンズ・ブルワリーは、すでにCBSアリーナの場外に飲食売店と移動式バーを展開しているが、今回のテーマラウンジ開設により、スタジアムにおける同社の存在感がさらに強いものになることを狙う。なお、同社のクラフトビールは、CBSアリーナのホスピタルラウンジでも提供される。
CBSアリーナのマネージング・ダイレクター、ポール・マイケル氏は、ディロンズ・ラウンジについて次のように話した。
「ディロンズ・ブルワリーとCBSアリーナは、ここ1年間の協働の結果、今回パートナーシップを結ぶことになりました。成長を続ける地元企業とパートナーシップを結ぶことができ、非常に嬉しく思っております。
完成したディロンズ・ラウンジは素晴らしい空間で、マッチデーに数百人のお客様にご利用いただくだけるだけでなく、会議イベントや展示会など多様な目的でご利用いただけます」
ディロンズ・ラウンジには、コベントリーの有名なランドマークやコベントリー市の歴史、スタジアムでの出来事、そして2015年創立以来のディロンズ・ブルワリーの歴史が描かれた壁画が飾られている。
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元記事 - Coventry arena welcomes Budweiser and microbrewery-backed lounge
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