レアル・ベティスがエスタディオ・ベニート・ビジャマリン改修プロジェクトのデザイン案を募集
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エスタディオ・ベニート・ビジャマリンの改修イメージ
エスタディオ・ベニート・ビジャマリンの改修イメージ (画像:Real Betis)

スペインのサッカー、ラ・リーガ・サンタンデール(1部)のレアル・ベティス・バロンピエ(以下、「ベティス」)は、2024年6月の事業開始を見込む本拠地『エスタディオ・ベニート・ビジャマリン』改修プロジェクトに向け、改修デザインコンペへの参加を建築設計事務所に呼び掛けた。

今回の改修プロジェクトでは、メインスタンドであるプリフェレンシア・スタンドの建て替え、南北ゴール裏のゴル・ノルテおよびゴル・スールとバックスタンドのフォンド・スタンドの改修のほか、全スタンドに屋根が設置される。

ベティスの役員会は、収容人数6万人の同スタジアム改修プロジェクトのデザインについて、建築設計事務所による提案を募るプロセスを開始した。

クラブは改修費用を約7,000万ユーロ(約98.3億円)と試算しており、資金はラ・リーガと世界的な投資運用会社のCVCキャピタル・パートナーズ(CVC Capital Partners)の事業提携で生まれた戦略的ベンチャー『ラ・リーガ・インパルソ(LaLiga Impulso)』の支援で調達する。

クラブは、改修後にエスタディオ・ベニート・ビジャマリンが試合日だけでなく、ノンマッチデーにおいてもレジャーや娯楽を楽しむことが可能な通年利用施設に生まれ変わるだけでなく、プロジェクトを通じて新技術やサステナビリティ、インクルージョンのを促進する役割を果たすと期待する。

完成後に大幅な増収が見込まれるエスタディオ・ベニート・ビジャマリン改修プロジェクトは、ベティスの2022-26年中期戦略計画の柱のひとつであると同時に、「クラブの歴史上、最も重要なプロジェクトのひとつ」と位置付けており、ベティスは今回の発表により、同プロジェクトが正式に始動したとしている。

プロジェクトへの参加を希望する建築設計事務所は、これまでのトップクラスのスポーツ施設設計の実績を証明する文書を添え、2023年3月21日までに応募手続きをする必要がある。

ベティスのホセ・ミゲル・ロペス・カタラン副会長は2022年11月、革新的な改修アプローチにより、エスタディオ・ベニート・ビジャマリンは様々な理由で人が集まり、1年を通して収入を生み出すことができる多目的施設へと進化するだろうと期待を寄せた。なお、改修プロジェクトの工期は18~20ヶ月と試算されている。

※金額はすべて2023年3月下旬で換算

Copyright: Xperiology/TheStadiumBusiness.com - reproduced with permission.
元記事 - Real Betis invites design proposals for stadium revamp

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