イタリアのサッカー、セリエA(1部)のACミランは、Googleとの提携事業の内容を明らかにした。自宅にいながらクラブの本拠地『サンシーロ』の雰囲気を楽しめるようにするのが狙いだ。
クラブのサポーターは、Google NestスマートスピーカーのGoogleアシスタントにより、ニュースやポッドキャスト、スタジアム音響などにアクセスできるようになる。
試合前に「Google、ミランの先発ラインナップを教えて(Hey Google, ask Milan for the line-up)」とリクエストすると、スピーカーからスタジアムDJと同じように先発選手の名前が連呼される。試合中に「Google、ミランファンのチャントを聞かせて(Hey Google, ask Milan for the fan chants)」とリクエストすると、スピーカーからサンシーロの応援チャントが流れてくる。
同様に、Googleに最新のポッドキャストやクラブニュースを聞かせてくれるようリクエストすることができるほか、全試合の実況解説や視覚障害者用の音声実況もGoogle Nest製品に備わっているGoogleアシスタントを通じて聞くことができる。
新型コロナウイルス(COVID-19)感染予防策の一環で、セリエAの試合会場には1,000人という入場者数制限が設けられている。ACミランは、サンシーロの試合の雰囲気を可能な限り多くのファンやサポーターに届ける目的でGoogleとの提携事業を立ち上げた。
クラブはサンシーロでの観戦に関し、3ヶ所の入場口を指定し、すべての観客の入場時の検温を実施。また、スタジアムの複数の場所に手指消毒液を設置している。観客はマスクの常時着用が義務付けられている。
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元記事 - AC Milan brings San Siro to fans with Google tie-up
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