イタリアのサッカー、セリエA(1部)のユヴェントスFCは本拠地『アリアンツ・スタジアム』のマッチデー体験向上を目指し、オーディオ製品大手のボーズ・プロフェッショナル(Bose Professional)社とパートナーシップ契約を締結した。ボーズのArenaMatch DeltaQスピーカー、PowerMatchアンプリファイヤー、ControlSpace EXデジタルシグナルプロセッサがスタジアム内に設置される。契約期間は非公表。
新型コロナウイルス(COVID-19)感染拡大の影響で、セリエAでは無観客でのリーグ戦が続いている中、9連覇を達成したユヴェントスが新たなスタジアムアップグレードに着手した。
ユヴェントスFCのジョルジオ・リッチ最高収益責任者(CRO)は、ボーズ・プロフェッショナルとのパートナーシップについて次のように話した。
「アリアンツ・スタジアムは開場以来、お客様に特別なイベント体験を提供する最先端の会場で在り続けることを目指しており、これまでにもファン体験をさらに特別なものにするためのアップグレード事業を実施してきました。
今回、音響機器業界の世界的リーダーであるボーズ・プロフェッショナルとのパートナーシップにより、アリアンツ・スタジアムは音響システムというエンターテインメントに欠かせない分野においても高水準に達したといえるでしょう。観客の皆様にはできるだけ早くスタジアムに帰ってきていただき、最新のスタジアム音響システムの素晴らしさを堪能してもらいたいと願っています」
また、ボーズ・プロフェッショナルのゼネラル・マネージャー、持丸聡氏は次のように話した。
「今回、ユヴェントスのような世界的なクラブとのパートナーシップが実現したことを誇りに思っております。音には人々に勇気や閃きを与える力があります。選手やファン、サポーターの皆様に感動していただけるような高品質の音響をお届けしていきたいと思っております」
なお、ボーズ・プロフェッショナルは、2019年5月にはイングランドのアスコット競馬場のオフィシャル・テクノロジー・サプライヤーに就任。両者は、その歴史と格調の高さで知られるアスコット競馬場のレースデー体験を向上するため、最先端の音響ソリューションの開発および導入を目指している。
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元記事 - Juventus engages Bose to enhance Allianz Stadium experience
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