新型コロナウイルス(COVID-19)感染防止のため、無観客または入場人数を制限した興行を余儀なくされているスポーツイベントが多い中、アメフトの全米最高峰、ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)のパートナー企業であるベライゾン・メディア(Verizon Media)は、ファンが少人数のグループで観戦するための新サービスを開始した。
この新サービスは、NFLとベライゾンの連携で生まれた『ウォッチ・トゥギャザー NFLライブ・オン・ヤフー・スポーツ(Watch Together for NFL Live on Yahoo Sports)』。ベライゾンの子会社であるヤフー・スポーツ(Yahoo Sports)のアプリを介し、利用者が家族または友人を3人まで招待してNFL公式戦を同期化したライブ配信で観戦できるというものだ。
ウォッチ・トゥギャザーは、2020年9月10日にカンザスシティのアローヘッド・スタジアムで開催されたシーズン開幕戦イベント『2020 NFLキックオフ(2020 NFL Kickoff)』のカンザスシティ・チーフス vsヒューストン・テキサンズ戦で初登場した。
ベライゾン・メディアのグル・ゴウラッパン最高経営責任者(CEO)は、ウォッチ・トゥギャザーの導入について次のように話した。
「ウォッチ・トゥギャザーは、次世代のファンや観客を繋げ、新たなコミュニティを築くことを目標に、ベライゾン・メディアとNFLが共にイノベーション精神を発揮して生み出したサービスです。
ベライゾン・メディアのエコシステム、技術、そして配信能力をフル活用すれば、他に類を見ない未来志向でパワフルな没入型エンターテインメント体験を創り出すことができるのです」
NFLは2019年3月、5Gテクノロジーを駆使した新商品やサービスの開発を目指し、ベライゾンと2年契約のイノベーション・パートナーシップを締結している。
※金額はすべて2020年8月下旬で換算
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元記事 - Dolphins, Cowboys and Verizon launch fan experience offerings
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