プレミア・パートナーシップス社、アナハイムのocV!BEプロジェクトのGTM戦略業務を受注
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ocV!BEの完成イメージ
ocV!BEの完成イメージ(画像:ocV!BE)

アメリカのカリフォルニア州アナハイム市で進むエリア開発事業『ocV!BEプロジェクト』のGo-To-Market(GTM)戦略の評価業務は、スポンサーシップセールスとコンサルタント業務を専門とするプレミア・パートナーシップス(Premier Partnerships)社が受託することが決まった。ocV!BEプロジェクトはアイスホッケーの北米最高峰、ナショナルホッケーリーグ(NHL)のアナハイム・ダックスの本拠地『ホンダセンター』周辺に、新たにコミュニティ&ライブエンターテインメント施設を整備する計画だ。

2020年6月に発表されたocV!BEプロジェクトの概要によると、立地面積はオレンジ郡中心部のホンダセンター周囲の46.5万m2の土地で、総工費は30億米ドル(約3,166億円)と試算されている。実現すればダックスを所有するサミュエリ家の悲願が叶うことになる。ホンダセンターは2028年に開催が予定されているロサンゼルス五輪のバレーボール会場となることが決定しているため、ocV!BEは2024年にはオープンすることが期待されている。

OcV!BEは6,000人収容のコンサート会場、広さ6,317m2のフードコート、レストラン、売店、合計650室のホテル2棟、3万m2を超える面積のオフィスビル、広場3ヶ所、2,800戸の住宅マンション(その内の15%は低価格帯の住宅マンションとして提供)、12万m2のオープンスペースや公園、そして歩道橋や歩道で構成されるエリア開発事業だ。

プロジェクトを進めるocV!BEスポーツ&エンターテインメント(ocV!BE Sports and Entertainment)社のビル・ペディゴ最高商業責任者(CCO)は、2019年末に同プロジェクトの法人営業のポテンシャルについてプレミア・パートナーシップスの意見を参考にした経緯があり、今回の業務委託契約締結は、両社の関係が良好かつ継続的であることを物語っている。

ocV!BEは計画の公式発表に先駆け、プロジェクトを長期間支援できる創業パートナーの法人営業に向けて、プレミア・パートナーシップスのさらに深い関与が必要だと判断したことになる。今後、プレミア・パートナーシップスはダックス、ホンダセンター、そしてダックスの練習リンクでもあるザ・リンクス(The Rinks)の法人営業チームをそれぞれ支援していくことになる。

ocV!BEスポーツ&エンターテインメントのペディゴCCOは、プレミア・パートナーシップスとの協業について次のように話した。

「プレミア・パートナーシップスには、コンサルティング業務と法人営業の分野で確固たる実績があります。プロジェクト初期に同社が実施した徹底分析と資産創出業務、そして同社が誇る全国規模の営業力を考慮し、共にGTM戦略を展開していくことを決めました」

また、プレミア・パートナーシップスのランディ・バーンスタイン最高経営責任者(CEO)は次のように話した。

「総工費30億米ドルのocV!BEプロジェクトは、プレミア・パートナーシップスが持つ強力な評価能力、戦略策定能力、そして営業力をフル活用するのに最適な大型事業です。アナハイムを大きく変えるこのプロジェクトには、間違いなく北米屈指の企業パートナーがこぞって参加することでしょう」

ocV!BEプロジェクトのデザインと事業計画の最終案は現在作成中だ。

※金額はすべて2020年9月下旬で換算

Copyright: Xperiology/TheStadiumBusiness.com - reproduced with permission.
元記事 - Premier Partnerships to seek out sponsors for ocV!BE

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