ブレントフォードFC、完成した新スタジアムでの初公式戦に勝利
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初の公式戦が開催されたブレントフォード・コミュニティ・スタジアム
初の公式戦が開催されたブレントフォード・コミュニティ・スタジアム (画像:Brentford FC)

イングランドのサッカー、チャンピオンシップ(2部)のブレントフォードFCは、完成したばかりのブレントフォード・コミュニティ・スタジアムで初の公式戦となるカラバオ杯(EFL杯)1回戦で、ウィカム・ワンダラーズFCをPK戦の末に下し、新スタジアムで幸先の良いスタートを切った。

17,250席の新スタジアムで開催された試合は、ブレントフォードのイーサン・ピノックが前半32分に同スタジアムの記念すべき初ゴールを決めるも、残り14分でウィカムのスコット・カシュケットが同点弾を決めて振り出しに。PK戦はブレントフォードが4-2で勝利し、2回戦へと駒を進めた。

ブレントフォード・コミュニティ・スタジアムは、15人制ユニオン式ラグビーのロンドン・アイリッシュもホームグラウンドとして共用している球技専用スタジアムだが、現在は新型コロナウイルス(COVID-19)感染防止のために試合を無観客で開催している。

ただ、英国政府は10月からソーシャルディスタンスを確保した座席配置と入場者数制限を適用したかたちでの有観客興行の再開を目指しており、予定通り準備が進めば、10月3日のチャンピオンシップのプレストン・ノースエンド戦がファンやサポーターが新スタジアムで試合観戦できる最初の機会となる。

屋根に覆われたワンスロープの客席ボウル
屋根に覆われたワンスロープの客席ボウル (画像:Brentford FC)

ブレントフォードは1904年以来、旧ホームのグリフィン・パークを本拠地としてきたが、2020年7月29日の昇格プレーオフ準決勝のスウォンジー・シティFC戦(3-1で勝利)を最後に、新スタジアムに移転していた。

新スタジアム建設工事は、COVID-19感染拡大の影響の受けて短期間中断したが、最終的に2020-21年シーズン開幕前に完成。スタジアム周辺には、クラブの社会貢献事業を担当するブレントフォードFCコミュニティ・スポーツ・トラスト(Brentford FC Community Sports Trust)のオフィスや店舗、カフェ、レストラン、広場、そして910戸の住宅マンションも新たに整備中だ。

なお、ブレントフォード・コミュニティ・スタジアムは、2022年に開催されるUEFA欧州女子選手権(UEFA Women's EURO)イングランド大会の会場として決定している。

Copyright: Xperiology/TheStadiumBusiness.com - reproduced with permission.
元記事 - Brentford opens new stadium with a win

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