RCDマジョルカ、本拠地の陸上用トラック除去を含む大規模改修工事を発表
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改修後のビジット・マジョルカ・エスタディのイメージ
改修後のビジット・マジョルカ・エスタディのイメージ (画像:RCD Mallorca)

スペインのサッカー、ラ・リーガ・サンタンデール(1部)のRCDマジョルカは、陸上用トラックの除去と新たな屋根の増設を含む本拠地『ビジット・マジョルカ・エスタディ』の大規模改修プロジェクトの実施を発表した。

収容人数約23,000人のビジット・マジョルカ・エスタディを所有するパルマ市議会が、クラブへの長期賃貸契約の延長と同時に大規模改修計画も承認した。2021-22年シーズン閉幕後、改修事業の第1段階として陸上用トラックの除去作業とそれに伴う各スタンドの改築工事が起工する予定で、改修後はピッチから観客席最前列の距離が8mに縮まる。

改修後のビジット・マジョルカ・エスタディのピッチレベルのイメージ
改修後のビジット・マジョルカ・エスタディのピッチレベルのイメージ (画像:RCD Mallorca)

また、6,500席収容可能なバックスタンドの『ソル・スタンド』には、新たに屋根が架けられる。

改修第1段階は2022-23年シーズン開幕までに竣工する予定で、北および南のゴール裏サイドスタンドの改修は第2および第3段階に実施され、全工程終了後はすべてのスタンドに屋根が架かる。

今回の大規模改修プロジェクトはRCDマジョルカがその全工程を管理し、2024年中にはすべて完了する予定だ。

RCDマジョルカは、1999年に ビジット・マジョルカ・エスタディ(正式名称:エスタディ・デ・ソン・モイシュ)に移転し、施設所有者であるパルマ市と25年間の賃借契約を締結した。今回の契約延長に伴い、両者は40年間の長期契約を締結したため、クラブは2064年まで同スタジアムを本拠地とすることになった。

エスタディ・デ・ソン・モイシュは、1999年にパルマ・デ・マジョルカで開催された夏季ユニバーシアード競技大会開催のために整備された陸上競技場だったが、陸上用トラックによりピッチから観客席最前列への距離が40mになる箇所があるなど、プロサッカー観戦には最適ではないとされてきた。

現在のビジット・マジョルカ・エスタディ
現在のビジット・マジョルカ・エスタディ (画像:RCD Mallorca)

Copyright: Xperiology/TheStadiumBusiness.com - reproduced with permission.
元記事 - Real Mallorca approved to remove athletics track at home stadium

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