2020年9月6日にイングランド北西部マンチェスターのオールド・トラッフォードで開催されたチャリティイベント『サッカーエイドFORユニセフ2020(Soccer Aid for Unicef 2020)』で、GroundWOW社が開発した世界初の自律型グラウンドプリンターがお披露目となった。
GroundWOWのグラウンドプリンターがマンチェスター・ユナイテッドFCの本拠地であるオールド・トラッフォードに登場したのは初めてで、この日はピッチサイドにイベントのスポンサーのロゴをプリントした。
今年度のサッカーエイドは新型コロナウイルス感染防止策の一環として無観客で開催されたが、2020年9月10日時点で1,000万ポンド(約13.6億円)近い義援金が集まっている。試合は1-1で90分間では決着がつかず、PK戦の末に世界選抜XIがイングランド代表を破った。
GroundWOWのトニー・ローズ創業者兼最高経営責任者(CEO)は、サッカーエイドへの参加について次のように話した。
「サッカーエイドに今回の話を持ち掛けられた時は、考えるまでもなく即答で引き受けましたよ。本社所在地のアルトリンチャムからも近いマンチェスターでの開催もさることながら、社会に貢献できること、そして何より、世界のサッカー界において最も象徴的といえるスタジアムで開催されるイベントに関与できるということに惹かれました。
このスタジアムで、この規模のイベントに参加し、プーマ(Puma)、JD、TikTok、そしてプライマーク(Primark)といったメインスポンサー様の前で当社技術の力をお見せできるというのは素晴らしい機会でした」
また、サッカーエイドを運営するサッカーエイド・プロダクションズのダン・スコフィールド氏は次のように話した。
「GroundWOW社との協業は私たちにとっても初めての経験でした。今年初めに彼らのことを知ってから、何回か話す機会があり、今回のイベントでトップスポンサー各社のロゴをピッチサイドにプリントしてもらうことになりました。
この規模の大型イベントでは、約束したことを確実に実行してくれるパートナー企業の存在が不可欠ですが、GroundWOWはまさに有言実行でサービスを提供してくれました。このグラウンドプリンティング技術がサッカーの現場で実施されたのがサッカーエイドだったというのは、とても素晴らしいことだと思います」
※金額はすべて2020年9月上旬で換算
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元記事 - Soccer Aid grants showcase for GroundWOW tech
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