ニューエラがバッファロー・ビルズのスタジアム命名権契約の中途解約を決定
ニューエラがバッファロー・ビルズのスタジアム命名権契約の中途解約を決定

ニューエラがバッファロー・ビルズのスタジアム命名権契約の中途解約を決定

  • twitter
  • facebook
  • bookmark
  • push
  • line
  • twitter
  • facebooks
  • bookup
  • push7
バッファロー・ビルズの本拠地『ニューエラ・フィールド』
バッファロー・ビルズの本拠地『ニューエラ・フィールド』 (画像:Buffalo Bills)

アメフトの全米最高峰リーグ、ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)のバッファロー・ビルズは、本拠地『ニューエラ・フィールド』のネーミングライツ(命名権)を保有するニューエラ・キャップ・カンパニー(New Era Cap Company)社が、契約期間満了前に中途解約すると発表した。

ビルズとニューエラ・キャップ・カンパニーは2016年から7年契約を結んでおり、今回の中途解約の理由は明かされていない。両者は現在、解約に向けた最終交渉を進めており、ビルズは新たなネーミングライツ・パートナーを探している状態だ。

収容人数71,000人のニューエラ・フィールドは1973年の開場から25年間にわたってリッチ・スタジアムと呼ばれていたが、1998~2015年まではラルフ・ウィルソン・スタジアム、そして2016年からは現在の名称であるニューエラ・フィールドとして親しまれてきた。

ビルズとニューエラは、年間400万ドル(約4億2,500万円)の命名権料で合意したと報道されており、当初はエリー郡が所有する同スタジアムの賃貸契約期間をカバーする内容で署名していたとされる。

2020年2月にビルズがニューエラ・フィールド賃貸契約の中途解約権を行使しない選択をしたため、同チームは2023年まで同スタジアムを本拠地とすることが決まっている。ビルズは1973年より同スタジアムでプレーしてきた歴史があるが、チームは現在、新たなホームスタジアムを新設すべきか、またはニューエラ・フィールドを改修すべきか、という判断についてファンやサポーターの意見を募っているところだ。

なお、NFLのコミッショナー、ロジャー・グッデル氏は、ビルズがNFL内での競争力を維持するためには、新たなホームタウンへの移転やニューエラ・フィールドの大規模改修が必要不可欠だと主張してきた。

ニューエラ・キャップ・カンパニーはバッファロー市に本社を置いているが、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大の影響で、従業員の約70%を一時解雇していた。

※換算額はすべて2020年7月下旬時点のもの

Copyright: Xperiology/TheStadiumBusiness.com - reproduced with permission.
元記事 - New Era to end sponsorship of Buffalo Bills stadium

TSB-Logo.png

THE STADIUM HUBの更新お知らせはこちらをフォロー
Twitter:@THESTADIUMHUB
Facebook:THE STADIUM HUB

  • line
  • twitter
  • facebooks
  • bookup
  • push7