英国+アイルランドのEURO 2028招致案、アンフィールドとスタンフォード・ブリッジが落選か
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ミルトン・キーンズのスタジアムMK
ミルトン・キーンズのスタジアムMK (画像:Steve Daniels/CC BY-SA 2.0/Edited for size)

欧州サッカー連盟(UEFA)が2028年に開催するUEFA EURO 2028を、英国4協会(イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランド)とアイルランド共和国との共催で提案しているイングランドが、国内の開催候補地となるスタジアムを10か所に絞ったと報じられた。

The Times紙とThe Telegraph紙 は、英国+アイルランドの共催案がトルコの単独開催案との一騎打ちになる公算が高いとしてうえで、次の10か所がイングランド側の最終選考に残り、今後、最終的には6か所または7か所に絞られると報じている。

・ ウェンブリー・スタジアム(ロンドン、90,000人)

・ トッテナム・ホットスパー・スタジアム(ロンドン・トッテナム、62,850人)

・ ロンドン・スタジアム(ロンドン・ウェストハム、62,500人)

・ ヴィラ・パーク(アストン・ヴィラ、42,862人)

・ スタジアムMK(ミルトン・キーンズ、30,500人)

・ オールド・トラッフォード(マンチェスター、74,310人)

・ エティハド・スタジアム(マンチャスター、53,400人)

・ エヴァートン・スタジアム(リヴァプール、52,888人 - 建設中)

・ スタジアム・オブ・ライト(サンダーランド、49,000人)

・ セント・ジェームズ・パーク(ニューカッスル、52,305人)

サンダーランドのスタジアム・オブ・ライト
サンダーランドのスタジアム・オブ・ライト (画像:Sunderland AFC)

The Times紙は、サウサンプトンのセント・メアリーズ・スタジアムなど、ホスピタリティ施設がアップグレードされれば候補になりえるスタジアムもあるとしつつ、リヴァプールのアンフィールドやチェルシーのスタンフォード・ブリッジはピッチ面積が狭かったために落選し、リーズのエランド・ロードは地元自治体の後援を受けることができずに断念したとしている。

なお、アイルランドはアビバ・スタジアム(51,711人)とクローク・パーク(82,300人)を候補地として挙げてくることが予想されているほか、スコットランドとウェールズ、北アイルランドは、それぞれ1か所ずつを推薦すると考えられている。

ダブリンのアビバ・スタジアム
ダブリンのアビバ・スタジアム (画像:Aviva Stadium)
ダブリンのクローク・パーク
ダブリンのクローク・パーク (画像:Croke Park)

当初、無風で開催権を勝ち取ると報道されていた英国+アイルランドの共催案は、2022年3月にロシアとトルコなどの4チームが2028年または2032年のEURO共催案を提案してきたことで、熾烈な招致レースに飲み込まれた。そのうち、イタリアは2032年の開催のみに照準を絞っている。

その後、5月にUEFAがロシアのウクライナ侵攻に対する制裁の一環として招致国の資格を剥奪したため、現在はトルコだけの単独開催案となった経緯がある。

今後は、2022年11月中旬に招致文書の初期版が、そして2023年4月に最終版がUEFAに提出され、2023年9月には開催地を決定する投票が実施される。

Copyright: Xperiology/TheStadiumBusiness.com - reproduced with permission.
元記事 - Ten English venues in contention for Euro 2028 bid

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