フランスの15人制ユニオン式ラグビー、トップ14(1部)のスポルティング・ユニオン・アジャン・ロット=エ=ガロンヌ(SUアジャン)は、2021年に開場100周年を迎える本拠地『スタッド・アルフレッド・アルマンディ』の大規模改修計画の内容を明らかにした。
改修デザインについては、アジャン市が実施したプロポーザルの結果、現地設計事務所のフランソワ・ドゥ・ラ・セール・グループ(Francois de la Serre Group)と日本の株式会社梓設計のJVのデザイン案が選ばれた。最新の設備を誇るラグビースタジアムに改修・拡張することにより、座席数は現在の9,882席から10,442席に増席され、スタジアム全体の収容人数は13,863人から14,400人に増える。
総工費は2,640万ユーロ(約32億円)だが、完成後は毎年200万~300万ユーロ(約2.4億円~3.6億円)の売上増を見込んでいる。
La Depeche紙によると、アジャン市のジャン・ディオニス市長はスタッド・アルフレッド・アルマンディの改修・拡張について次のように話した。
「公園や遊び場でタッチラグビーに夢中になっている子供たちや若者たちのために、スタジアムの改修・拡張を決定しました。13万人のサポーターたちが誇りに思えるようなスタジアムになるでしょう。」
また、フランソワ・ドゥ・ラ・セール・グループは次のように話した。
「アジャンでしか建てられないスタジアムという、まさにアジャンならではのプロジェクトをデザインしました。芸術文化、スポーツ、地元、視覚、そして食文化が互いに共鳴し合う場所を生み出したかったのです」
※金額はすべて2020年6月下旬時点のもの
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元記事 - Agen to revamp historic Stade Armandie
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