ロンドン・スタジアムと豪フローテックがビール監視システム試験導入でパートナーシップ契約を締結
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ロンドン・スタジアム
ロンドン・スタジアム(画像:Dan Poulton on Unsplash)

イングランドのサッカー、プレミアリーグのウェストハム・ユナイテッドFCは、豪州のスタートアップ企業のフローテック・テクノロジーズ(Floteq Technologies)社のビール販売管理・監視システムを本拠地『ロンドン・スタジアム』のホスピタリティエリアで試験導入すると発表した。

同社はドラフトビールの在庫管理および冷蔵監視システムを提供しており、ロンドン・スタジアムの飲食(F&B)サービス全般を提供するデラウェア・ノース(Delaware North)との協業を通じた試験導入のパートナーシップ契約をスタジアムと締結した。

今回のパートナーシップで、フローテックはスタジアム内で提供されるドラフトビールの消費量監視に必要なハード機器とビジネスアナリティクス用ソフトウェアを提供する。同社のIoTソリューションは、英国ではボーダフォン(Vodafone)、3(スリー)、O2が展開するCATM1ネットワーク上での運用を必要とする。

フローテックのシステムの管理画面のイメージ
フローテックのシステムの管理画面のイメージ(画像:Floteq)

シドニーを拠点とするフローテックのマイルズ・ラズィッチ最高経営責任者(CEO)は、同社のソリューションを使うことで、スタジアムの運営が新型コロナウイルス蔓延前よりも無駄なくスマートなものになるとしている。

また、同社のソリューションが常に適切な圧力と温度を保つことで、ビールの味が薄くなったり泡立ち過ぎることを防ぎ、シャキッとした風味を提供できるとしているほか、ロンドン・スタジアムにおけるビール廃棄量と電力使用量は大幅に削減されるとしている。

新ソリューション導入により、ロンドン・スタジアムでは、ライブイベントにおける消費者の購買行動傾向やブランド嗜好などのリアルタイムデータの収集が可能になる。

デラウェア・ノースのエリオット・ムーア社長は、フローテックのソリューション導入について次のように話した。

「今回のフローテックの新ソリューション試験導入により、ビジネスおよび消費者の観点から私たち自身も当社のサービスを見直すことができます。まず、来場者の皆様に、最高の状態の飲料製品を提供すること。そして、廃棄量削減と電力使用量の効率向上。このことは現在のビジネス環境において、非常に重要な課題となっています」

Copyright: Xperiology/TheStadiumBusiness.com - reproduced with permission.
元記事 - London Stadium to run beer monitoring pilot through Floteq link-up

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