バングラデシュ・クリケット評議会(BCB)は、首都ダッカに建設を計画している収容人数5万人のシーク・ハシナ・クリケット・スタジアムの国際設計コンサルタントにポピュラス(Populous)社を選定した。
新スタジアムは、ボートをモチーフにした形状となり、ダッカのプルバチャル地区に建設される予定だ。BCBは、新スタジアムには最新の競技およびホスピタリティ施設が完備され、周辺には屋内および屋外練習場、スイミングプール、フィットネスジム、選手育成のアカデミーも整備されるとしている。
ポピュラスとのコンサルタント契約は、2022年10月12日にBCBとバングラデシュ政府が参加した式典で署名され、The Business Standard紙は、式典の中でポピュラスが新スタジアムの最初のイメージパースを発表したと報じている。
報道では、スタジアム建設には地元の建設業者と契約する内容で、ポピュラスとBCBが4年間の設計コンサルタント契約を締結したことについても言及しているほか、工期は30ヶ月と設定されているものの、起工の時期については発表されていないとされている。
本プロジェクトは、ポピュラスにとって初のバングラデシュでの事業となるが、建設費の規模については明らかになっていない。The Business Standardは、建設予算はスタジアムのデザインが決まってから決定されると報じている。
BCBのニザム・ウッディン・チョウドフリー最高経営責任者(CEO)は、新スタジアム建設計画にポピュラスが参加することについて次のように話した。
「バングラデシュ・クリケット評議会は、シーク・ハシナ・クリケット・スタジアム建設計画の第1段階を完遂しました。オーストラリアのポピュラスとBCBは、347ページの契約書に署名し、ポピュラスは今後48ヶ月でスタジアムを完成させます。
ポピュラスはまず、最初の6ヶ月で基本設計を完成させ、その後の30ヶ月でスタジアムの施工を監督し、最後の12ヶ月で細部を修正していきます」
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元記事 - Populous to design 50,000-capacity cricket stadium in Bangladesh
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