イングランドのサッカー、EFLリーグ2(4部)のフォレストグリーン・ローヴァーズFCは、本拠地『ザ・ニュー・ローン』のネーミングライツ(命名権)募集コンテストを実施することを発表した。
クラブは2020年に飲料メーカーのイノセント(Innocent)社と命名権パートナーシップを締結。イノセントの公式SNSのフォロワーからスタジアムの呼称を募集した結果、本拠地スタジアムの名称はイノセント・ニュー・ローンに決まった。最終選考には『ケビン』というユニークな候補も残っていた。
イノセントとの契約が満了したことを受け、フォレストグリーンは製品開発やサービス提供、事業運営、啓蒙活動などを通じて環境問題に取り組でいるグリーン企業とのパートナーシップを模索。「環境問題解決に向けて邁進している」企業や団体が、スタジアムスポンサーとして命名権を行使することを望んでいる。
フォレストグリーン・ローヴァーズFC のデイル・ビンス会長は、新たなスタジアムスポンサーの募集について次のように話した。
「製品やサービス、今後の計画、これまでの実績など、スポンサーの皆様がお望みになる名称を来シーズンのザ・ニュー・ローンに付けることができます。どなたでも応募できますので、ご興味がある企業の皆様はクラブまでお知らせください」
クラブは、スタジアムスポンサーに応募する企業や団体に対し、ザ・ニュー・ローンの新名称案とその理由を250単語以内で説明する文書を 2021年7月1日までにpartnerships@fgr.co.uk に送るよう案内している。選定された企業名と新たなスタジアムの名称については、2021年7月9日までに発表される予定だ。
フォレストグリーンはこれまでに数々のエコ事業を実施しており、世界有数のエコサッカークラブとして知られている。2019年12月には木材だけで建てる予定の5,000席の新スタジアムを中心とした広域開発許可を取得している。
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元記事 - Forest Green launches contest for eco-friendly stadium sponsor
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