アレーナMRVとアクセンチュア、最新のスタジアムテクノロジー導入を見据えたパートナーシップ契約を締結
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アレーナMRVの完成イメージ
アレーナMRVの完成イメージ (画像:Arena MRV)

ブラジルのサッカー、カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(1部)のアトレチコ・ミネイロが2022年末までの完成を目指している『アレーナMRV』は、総合コンサルティング会社のアクセンチュア(Accenture)社とパートナーシップ契約を締結した。中南米最高レベルのテクノロジー体験を提供するスマートスタジアムを整備する狙いだ。

アレーナMRVはミナスジェライス州ベロオリゾンテの北西部に建設され、座席数は46,000席となる予定。2019年12月に建設計画が承認され、2020年4月に起工した。アレーナMRVとアクセンチュアは、マッチデーやサッカー以外のイベント等で来場者に安全で快適な観戦環境やカスタマイズしたスタジアム体験を提供するためのデジタルソリューションの導入について協議中で、他のスポーツ&エンターテインメント施設の成功事例を精査しながら、アレーナMRVに最適な運用計画を策定していく。

アレーナMRVのレアンドロ・エヴァンジェリスタ技術担当エグゼクティブ・ダイレクターは、最新テクノロジーの導入について次のように説明した。

「私たちは、ただ単に技術そのものが最新だからという理由でソリューションを導入しようとは思っておりません。

私たちは、アレーナMRVに来場されたお客様が、早くまたここに戻ってきたいと思えるような、すべての面において記憶に残るユニークなスタジアム体験の創出を目指しているのです。

現在、私たちはアクセンチュアと共にスタジアムで開催されるイベントの種類、チケッティング、高度なコネクティビティ、アクセス、駐車場、飲食(F&B)販売、そしてイベント開催中およびイベント終了後のイベント体験の在り方などについて分析している最中です」

また、アクセンチュア・ブラジル(Accenture Brasil)社の『Industry X』部門シニアマネージャー、ギリェルメ・ゲーリンジェル氏は、次のように話した。

「アレーナMRVは、デジタルファン体験を積極的に提供していくアレーナテックになる可能性を秘めています」

現在、アトレチコ・ミネイロはカンピオナート・ブラジレイロ・セリエA(1部)のアメリカFCの本拠地であるエスタジオ・インデペンデンシアを共用しているが、アレーナMRV完成後は新スタジアムに移転する。

Copyright: Xperiology/TheStadiumBusiness.com - reproduced with permission.
元記事 - Arena MRV engages Accenture to set new bar for stadium technology

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