レンジャーズ、創立150周年に向けてアイブロックスのホスピタリティラウンジを刷新
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ブルースカイ・ラウンジとクラブ72の改装イメージ
ブルースカイ・ラウンジとクラブ72の改装イメージ (画像:Rangers FC)

スコットランドのサッカー、プレミアシップ(1部)のレンジャーズFCは、クラブ創立150周年を迎える2021-22年シーズン開幕までに本拠地『アイブロックス』のホスピタリティラウンジを大幅アップグレードすると発表した。

当初は2020年夏の工事を予定していたが、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大防止のため、スタジアムへのアクセスが制限されることから、アップグレード工事は2021年に実施される。ホスピタリティラウンジは、レンジャーズが150周年に向けて実施するプロジェクト2022の一環で刷新される。プロジェクト2022の詳細については、クラブは今後段階的に発表していく方針だ。

アイブロックスの高級ホスピタリティラウンジの『ブルースカイ・ラウンジ(Blue Sky Lounge)』ではピッチを見渡すことができ、プレミアムシートやライブクッキングなどが提供される。クラブは新たな姿になったブルースカイ・ラウンジが、スコットランドのスポーツ界を代表するホスピタリティ施設になることを期待している。

レンジャーズが欧州サッカー連盟主催のUEFAカップウィナーズカップに優勝した1972年をテーマにしたバー72は、アップグレード後に新たに『クラブ72』として生まれ変わる。現代的なカジュアルダイニング体験と、最先端技術を駆使した大型スクリーンが売りのスポーツバー風のラウンジになるという。

レンジャーズFCのジェームズ・ビスグローブ事業&宣伝部長は、ホスピタリティラウンジの刷新について次のように話した。

「クラブ創立150周年に向けて、ホスピタリティラウンジをはじめとするプレミアムサービスへの投資は、アイブロックスで真のワールドクラス・ホスピタリティ体験を提供するというクラブ戦略の中核事業と言えるでしょう。世界最多の優勝回数(国内リーグ54回、国内カップ60回、国際大会1回)を誇るサッカークラブであるレンジャーズこそが、スコットランドのスポーツ界が目指すべき高い水準を定める役割を担っていると考えています。

クラブ72でもブルースカイ・ラウンジでも、最高のゲスト体験を提供するということがクラブにとっての命題となります。アップグレードにより、スコットランドのスポーツ界で最上級のホスピタリティをお届けできることを誇りに思っています」

アップグレード工事の終了後、VIPボックス席のアーガイル・スイートを利用しているスポンサー企業およびバー72のシーズンパス保有者がクラブ72とブルースカイ・ラウンジを利用できるようになる。

VIPボックス席のアーガイル・スイートの現在の姿
VIPボックス席のアーガイル・スイートの現在の姿 (画像:Rangers FC)

Copyright: Xperiology/TheStadiumBusiness.com - reproduced with permission.
元記事 - Rangers to offer 'best-in-class' experience with Ibrox upgrades

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