サーリスのセンプル・スタジアムの大規模改修が決定
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サーリスのセンプル・スタジアム
サーリスのセンプル・スタジアム (画像:Thurles Town)

アイルランド南部サーリスのティペラリー・ゲーリック・アスレティック協会(Tipperary Gaelic Athletic Association=ティペラリーGAA)の本拠地『センプル・スタジアム』の大規模改修工事が決定した。

Irish Independent紙によると、改修事業費は800万~900万ユーロ(約9.3億~10.4億円)だが、設備のアップグレードが主目的となり、45,000席の同スタジアムの収容人数自体は変わらない。

同紙は、今後5年間の建築開発許可が正式に交付されたことを受け、ティペラリーGAA が改修工事の開始を決定したと報じている。

14,500席のメインスタンドであるキネーン・スタンドには、新たにトレーニングジムや理学療法室、更衣室などが追加され、ケータリング用の厨房も整備される。ただ、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染が拡大していることもあり、着工までにはしばらく時間を要しそうだ。

なお、GAAの別のスタジアムである、コーク市のポールク・イー・ヒーヴも改修工事を控えている。GAAのダイレクター・ジェネラル、トム・ライアン氏は2020年2月、収容人数45,000人の同スタジアムの改修費が当初計上されていた費用を1,750万ユーロ(約20.3億円)上回る9,600万ユーロ(約111.5億円)になると話していた。

コーク市のポールク・イー・ヒーヴ
コーク市のポールク・イー・ヒーヴ (画像:Páirc Uí Chaoimh)

また、ライアン氏は、北アイルランドのベルファスト市のケースメント・パークについても、2020年中に念願の改修工事が着工することを望んでいると話したが、COVID-19の影響によるさらなる遅延は避けられないだろう。ケースメント・パークは2013年に閉鎖されて以来、建築開発許可も交付されず、改修工事の目途が立たない状況だ。

ベルファスト市のケースメント・パークの改修後の完成イメージ
ベルファスト市のケースメント・パークの改修後の完成イメージ (画像:Casement Park)

※金額はすべて2020年4月下旬で換算

Copyright: Xperiology/TheStadiumBusiness.com - reproduced with permission.
元記事 - Semple Stadium set for redevelopment

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