スコットランドのサッカー、シンチ・プレミアシップ(1部)のハート・オブ・ミドロシアンFC(ハーツ)は、本拠地『タインカッスル・スタジアム』に新たなにホテルを併設する計画を発表した。
ハーツは、収容人数2万人のタインカッスル・スタジアムのメインスタンド3階部分を改修予定で、その一環として新たに22部屋のブティックホテルを整備する。
このメインスタンドは大規模改修を経て2019年に再オープンしたばかりだが、クラブは3階部分にホテルや会議室、イベントスペースといった多目的機能を追加するほか、ホスピタリティラウンジも増設する方向で建築開発許可の申請をする予定だ。
ハーツは、計画が進んだ段階でサポーターに最新情報を提供していくとした上で、声明で次のように説明した。
「ホテルの整備と会議室やイベントスペースの増設により、これまで以上のイベントをタインカッスルで開催することができるようになり、英国で2番目に訪問者の多い都市であるエディンバラに、さらに多くの人々を呼び込むことができるようになります。
クラブは、メインスタンド3階の活用方法について、考えうるすべての選択肢を慎重に検討し、この改修案こそがハーツがピッチ内外で大きく成長するための基礎を築く上で最善の方法だという結論に達しました」
スコットランドが誇る伝説のスタジアム建築士、アーチボールド・リーチ氏が設計したハーツの旧メインスタンドは1914年の建設以来、多くの観客に愛されてきたが、老朽化による改修の必要性から、2017年5月のアバディーンFC戦を最後に閉鎖された。その後、2017~19年にかけてメインスタンドを現代的な観戦施設へと改修したが、クラブはメインスタンド活用によるさらなる収益確保のために新たな改修プロジェクトを始動するとしていた。
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元記事 - Hearts reveals plans for boutique hotel at Tynecastle
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