スペインのサッカー、ラ・リーガ・サンタンデール(1部)のRCDエスパニョールは、スタジアム来場客向けアクティベーションを含む幅広い領域で、NFTマーケットプレイス(取引所)の『Fayre』とパートナーシップ契約を締結した。
Fayreは、メタバースとリアル体験の結ぶ「これまでにない」NFTを開発し、クラブの本拠地『RCDEスタジアム』の特別エリアへのアクセスをサポーターに提供するとしている。
エスパニョールは今シーズン、NFT関連のスポンサーシップ収入の15%増加を目指しており、今回のパートナーシップが目標達成を後押ししてくれるとしている。ファンやサポーター向けの特典については、今後詳細が発表される予定だ。
RCDエスパニョールのホセ・マリア=デュラン最高経営責任者(CEO)は、Fayreとのパートナーシップについて次のように話した。
「私たちは、常にRCDエスパニョールが成長するための新規ビジネスモデルの開拓に奔走しており、NFT市場に大きな可能性を感じています。今後、クラブの歴史資産やマスコット、ペリキートス(インコ=サポーターの愛称)の皆様が希望する商品など、クラブ独自の限定版NFTコレクションを展開していくつもりです」
Fayreのルイス・カレンツァ創業者兼エグゼクティブ・ディレクターは次のように話した。
「今回のエスパニョールとのパートナーシップにより、FayreはNFTへのアクセスや利用がどのように地域コミュニティを巻き込むことができるお見せできるようになります。NFTは売上増加を実現する強力なツールとなりえるのです」
エスパニョールは2020年2月、金融サービス業のカイシャバンク(CaixaBank)とのパートナーシップを通じ、収容人数4万人のRCDEスタジアムの完全キャッシュレス化を実施すると発表しており、これはスペイン初の先進事例として注目を集めている。
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元記事 - ESPANYOL TO OFFER STADIUM-FOCUSED NFT EXPERIENCES
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