チェルシーがスタンフォード・ブリッジの完全キャッシュレス化を開始
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チェルシーの本拠地『スタンフォード・ブリッジ』
チェルシーの本拠地『スタンフォード・ブリッジ』 (画像:LachlanFearnley)

イングランドのサッカー、プレミアリーグ(1部)のチェルシーFCは、本拠地のスタンフォード・ブリッジのキャッシュレス化に向けて、新たな決済ソリューションを段階的に導入していくと発表した。

キャッシュレス決済への移行は、マッチデーおよびノンマッチデーの両方で段階的に実施していく。チェルシーによると、すでにスタジアムの一部のエリアではキャッシュレス決済が利用可能になっており、今回の導入でスタジアム全体のキャッシュレス化を実現していきたいとしている。

現金決済と比較した場合、キャッシュレス決済は支払いに要する時間を半減できるという研究結果もあり、クラブはキャッシュレス決済の導入でスタンフォード・ブリッジの飲食売店などのサービス速度を向上し、購入客の行列の待ち時間を短縮したいと考えている。

スタンフォード・ブリッジでは、すでにホスピタリティラウンジやノンマッチデーイベント、スタジアム内のレストラン、西スタンドの飲食売店などでキャッシュレス決済が導入されている。

キャッシュレス決済の段階導入は2020年3月中旬から始まっており、スタジアムの地下駐車場の精算機は、Apple PayやGoogle Payを含むキャッシュレス決済のみ利用できるようになった。2020年4月1日からはチケット発券所もキャッシュレス化されており、クラブは2020年10月までにスタンフォード・ブリッジの完全キャッシュレス化を完了させたい考えだ。

なお、2020年7月からはスタジアム内の飲食売店全店舗、マッチデープログラム販売所、ベッティング取引所、(サッカーくじの)『チェルシー50/50』の販売店、地下ライブハウスの『アンダー・ザ・ブリッジ』もキャッシュレス化され、その後はメガストアを含むグッズショップ全店舗、ミュージアム、スタジアムツアーなどの支払いもすべてキャッシュレス化される。

なお、チェルシーは2020年1月に、2020‐21年シーズンから3シーズン、新たなユニフォームの胸スポンサーに通信大手のスリー(Three)社が決定したと発表していた。

英国ではスポーツ施設のキャッシュレス化が急速に広がっており、最近ではカーディフのプリンシパリティ・スタジアム、ブリストル・シティFCのアシュトン・ゲート、アーセナルFCのエミレーツ・スタジアムなどがキャッシュレス決済ソリューションの導入について発表している。

Copyright: Xperiology/TheStadiumBusiness.com - reproduced with permission.
元記事 - STAMFORD BRIDGE THE LATEST STADIUM TO GO CASHLESS

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