イングランドの地方スタジアムやアリーナ、新型コロナワクチンの大規模接種会場に転用へ
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セント・へレンズのトータリー・ウィキッド・スタジアム
セント・へレンズのトータリー・ウィキッド・スタジアム (画像:Salford Red Devils)

イングランドの13人制リーグ式ラグビー、スーパーリーグ(1部)王者のセント・ヘレンズRFCの本拠地『トータリー・ウィキッド・スタジアム』が新型コロナワクチンの大規模接種会場としてオープンした。2020年1月18日にワクチン接種会場としてオープンした10ヶ所のうちのひとつで、マージーサイド州としては初の大規模接種会場となる。

セント・ヘレンズRFCのイーモン・マクマナス会長は地元紙のStHelensStarに対し、次のように話した。

「まずお伝えしたいのは、現在の新型コロナ感染状況はひどいもので、私たちもこのような事態を予測できませんでしたし、もちろん望んだこともありません。ただ、このような状況だからこそ、セント・へレンズに現代的で素晴らしいスタジアムを整備してくださったすべての関係者に心より感謝を申し上げたいと思います。

私たちのスタジアムがワクチン接種会場として地域の皆様にお役に立てることは、クラブが地域コミュニティの中心にあるという証しでもあります。クラブは過去の栄光の時代を(旧本拠地の)ノーズリー・パークで過ごしてきましたが、今のこのような状況を見ると、クラブとスタジアムに対して長期的な視点で投資をしてきたセント・へレンズRFCの取締役会には先見の明あったと感じざるをえません」

また、2020年1月7日以降、ダービーシャー州指定のワクチン接種会場として一部の施設を提供してきたダービー・アリーナは、同月25日から正式に大規模接種会場に格上げされ、アリーナ全体の提供を開始した。

ダービーシャー州の保健衛生当局は、地元紙のDerbyTelegraphに対し、ダービー・アリーナが新型コロナワクチンの大規模接種会場に指定され、毎日多くの市民が接種を受けることができるようになると報じた。

大規模接種会場に格上げされたダービー・アリーナ
大規模接種会場に格上げされたダービー・アリーナ (画像:Derby Arena)
ダービー・アリーナでのワクチン接種の様子
ダービー・アリーナでのワクチン接種の様子 (画像:BBC)

他にも、OxfordMail紙がサッカーのフットボールリーグ1(3部)のオックスフォード・ユナイテッドFCの本拠地『カッサム・スタジアム』が2020年2月から新型コロナワクチンの大規模接種会場になると伝えているほか、ITVNewsは同じくフットボールリーグ1のプリマス・アーガイルFCも本拠地『ホーム・パーク』にワクチン接種会場を開設する方向で国民保健サービス(National Health Service=NHS)と協議しており、詳細が決定した段階で発表があると報道している。

オックスフォード・ユナイテッドFCのカッサム・スタジアム
オックスフォード・ユナイテッドFCのカッサム・スタジアム (画像:Crystal Palace FC)
プリマス・アーガイルFCのホーム・パーク
プリマス・アーガイルFCのホーム・パーク (画像:Plymouth Argyle FC)

Copyright: Xperiology/TheStadiumBusiness.com - reproduced with permission.
元記事 - FENWAY PARK FOLLOWS GILLETTE STADIUM AS MASS VACCINATION SITE

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