15人制ユニオン式ラグビーの欧州最高峰リーグのひとつであるギネス・プロ14のアルスター・ラグビーは、入場口のチケット読み取り用デジタルスキャナーやLEDナイター照明の設置などを含む本拠地『キングスパン・スタジアム』の施設アップグレードの詳細について発表した。
18,000席のキングスパン・スタジアムには他にも大型HDビジョン2面が追加され、ホスピタリティラウンジのA&Lグッドボディ・プレミアム・ラウンジには新たなオーディオビジュアル(AV)システムが導入された。また、スタジアム内のバーでは非接触型の決済端末が設置された。
入場口のチケット読み取り用デジタルスキャナーは、スタジアムにおけるセキュリティ向上と入場方法の改善を目的として、チケットマスター(Ticketmaster)社とのパートナーシップで導入された。
また、新たに設置されたLEDナイター照明4基は、スポーツ施設照明大手のムスコ・ライティング(Musco Lighting)社とコーク市に本社を置くシェリー・エレクトリカル(Sherry Electrical)社の協力で実現。新しいナイター照明は、以前のものより光強度が約50%高くなり、照度は1200ルクスに。省電力と効率アップで一石二鳥となる。
同じく新規導入された大型HDビジョンは横8.6m×高さ5mのサイズで、マッチデー情報、クラブやパートナー企業からの告知コンテンツ、試合中の生中継映像、スコアなどの表示が可能だ。
アルスター・ラグビーのジョニー・ペトリーCEOは、キングスパン・スタジアムのアップグレードについて次のように話した。
「私たちアルスター・ラグビーは、ベルファスト市内でスポーツ興行がある夜は、キングスパン・スタジアムを一番人気のナイトスポットにしたいと思っています。そこで、キングスパン・スタジアムでのマッチデー体験向上のために、大きな投資を行いました。
キングスパン・スタジアムは欧州で最も素晴らしいラグビースタジアムのひとつとして評価されていますが、初めてキングスパン・スタジアムにご来場されるお客様も、長年にわたって来場されている熱烈なサポーターのお客様も、同じように楽しんでいただける最高のスタジアム体験を提供するため、今後も引き続き積極的な設備投資を実施していきたいと思っています。」
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元記事 - ULSTER RUGBY UNVEILS KINGSPAN STADIUM UPGRADES
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