シアトルのセンチュリーリンク・フィールドも完全キャッシュレス化
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米シアトルのセンチュリーリンク・フィールド
米シアトルのセンチュリーリンク・フィールド(画像:SeattleSounders)

アメフトの全米最高峰リーグ、ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)のシアトル・シーホークスとメジャーリーグサッカー(MLS=1部)のシアトル・サウンダーズFCが共用しているセンチュリーリンク・フィールドは、スタジアム内の決済手段をキャッシュレス化していく方針を発表した。

キャッシュレスシステム導入後、スタジアム内の売店やグッズショップ、駐車場の支払いには、クレジットカード/デビットカード、プリペイドカードのみ利用できるようになる。センチュリーリンク・フィールドは、国内外のスタジアムやアリーナがキャッシュレス化で大きな成功を収めていることを受け、今回の導入を決定したとした。

同スタジアムは声明の中で、キャッシュレス化で現金取扱業務をなくし、決済時間を短縮することで、より効率良い販売プロセスを確立できるとしたほか、隣接するセンチュリーリンク・フィールド・イベント・センターとWaMuシアターにも同様のキャッシュレス決済が導入されることを明かした。

ただし、デビットカードやクレジットカードを持っていなかったり、現金を使いたいと考えている来場客は、スタジアムおよびイベントセンターに設置される10台の『ReadySTATION』というチャージ機を使い、プリペイドカードのチャージ金額を現金で支払うことができる。ReadySTATIONは無料で使用でき、プリペイドカードはスタジアム内外の対応端末で支払いに使うことができる。

センチュリーリンク・フィールドのジェネラル・マネージャーで、シアトル・シーホークスの事業運営担当バイスプレジデントでもあるデイビッド・ヤング氏は、スタジアムのキャッシュレス化について次のように話した。

「私たちは常にお客様のスタジアム体験を向上するための新技術や革新的なソリューションを模索しており、今回はお客様の待ち時間を短縮するためにキャッシュレス決済の導入を決めました。

当スタジアムで開催されるイベントによっては、すでに飲食売店における支払いの75%およびグッズショップなどの売店における支払いの90%がクレジットカード決済ということもあり、今回の完全キャッシュレス化もすべてのお客様にすんなり受け入れられるだけでなく、待ち時間の短縮によるポジティブな効果をお楽しみいただけるものと確信しております」

2020年2月にはスペインのサッカー、ラ・リーガ(1部)のRCDエスパニョールの本拠地『RCDEスタジアム』が同国初のキャッシュレス・スタジアムになったばかりで、センチュリーリンク・フィールドも世界で増え続けているキャッシュレス・スタジアムの仲間入りをすることになる。

Copyright: Xperiology/TheStadiumBusiness.com - reproduced with permission.
元記事 - CENTURYLINK FIELD GOES CASHLESS

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