ザンクトパウリ、ミラントア・シュタディオンの利用契約を2110年まで更新
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FCザンクトパウリの本拠地『ミラントア・シュタディオン』
FCザンクトパウリの本拠地『ミラントア・シュタディオン』 (画像:FCSt.Pauli)

ドイツのサッカー、2.ブンデスリーガ(2部)のFCザンクトパウリは、本拠地『ミラントア・シュタディオン』の利用契約を大幅に延長したことを発表した。今回の合意により、ザンクトパウリは2110年まで同スタジアムを使用できることになった。クラブは1910年に創立されており、創立200周年をミラントア・シュタディオンで祝うことができそうだ。

その政治姿勢や独特なクラブカルチャーにより、ドイツ国外にも幅広いサポーター層を持つザンクトパウリは、1963年から収容人数29,500人のミラントア・シュタディオンでプレーしている。今回の長期間の利用契約は、スタジアムを運営するミラントア・シュタディオン・ベトリーブス(Millerntorstadion Betriebs=MSB)とハンブルク州の行政機関によって合意されたもの。州からはミラントア・シュタディオンを建築遺産として管理するか、2060年に期限切れとなる現行の利用契約を更新(延長)するかの二択が提示され、MSBは後者を選択したかたちだ。

FCザンクトパウリのオーケ・ゲトリッヒ会長は、ミラントア・シュタディオンの利用契約延長について次のように話した。

「今回の契約延長は、クラブが成功するために必要な投資はすべて行なっていくという決意を表すものです。ミラントア・シュタディオンはプロサッカークラブだけでなく、クラブ会員、ファン、サポーター、そして関係者の皆様にとっての社交の場であり、文化センターでもあるのです。

契約を延長したことで、次の世代のザンクトパウリアン達にもミラントア・シュタディオンを遺せたことを嬉しく思っています。ザンクトパウリは会員が運営する地域クラブですので、今後の戦略的プロジェクトや運営業務を実施する環境を確保できたことは重要です」

また、ハンブルク州のアンドレアス・ドレッセル金融担当上院議員は次のように話した。

「FCザンクトパウリのミラントア・シュタディオンはただのスポーツ施設ではありません。ここ数年、同クラブの人気はハンブルク州の境界を越えて、世界で幅広いファン層の支持を得ています。今回の契約延長で、クラブは長期的視点で将来図を描くことができる本拠地を確保したのです」

Copyright: Xperiology/TheStadiumBusiness.com - reproduced with permission.
元記事 - ST. PAULI GAINS LONG-TERM SECURITY WITH MILLERNTOR DEAL

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